NHK紅白歌合戦、2005年は戦後の名曲特集に
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【2005年7月21日】
NHKは、大晦日に放送される2005年度の紅白歌合戦を、視聴者から寄せられたアンケートを基に放送する楽曲を検討する試みを実施することを発表した。これは、今年が戦後60周年に当たるためである。
例年の紅白歌合戦は出場歌手を11月に決めた後、12月中旬に放送する楽曲を決めるという方式を取り入れていたが、2005年は一般視聴者100万人以上を対象とした「スキウタ(紅白みんなでアンケート)」というテーマでのアンケートを7月~10月にかけての予定で募集。全国の各地にある放送局や公開放送の会場、またインターネット(パソコン通信)などを利用して、戦後のヒット曲600曲以上のリストから視聴者に1人3曲を選出してもらう。それを基に放送する楽曲を検討するというものである。
視聴者アンケートに関しては、2004年度も出場歌手選考のために世論調査によるアンケートをとったものの、上位に食い込んでいた松任谷由実、サザンオールスターズ、柴咲コウらが出場を拒んだり、また一部では歌手の順位付けは不快とする意見もあった。
出典
- Yahoo!ニュース 『紅白で聴きたい曲を調査 NHK、100万人に』 — 共同通信社, 2005年7月20日
- Yahoo!ニュース 『今年の紅白は戦後名曲集で=初めてアンケートで選定-NHK』 — 時事通信社, 2005年7月20日