ドイツ連邦議会に5人のムスリム議員—イスラム・オンライン

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【2005年9月26日】

ドイツ
特集:ドイツ連邦議会2005年選挙
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カタールのウェブサイトイスラム・オンライン(IslamOnline.net)が、18日に選挙が行われたドイツ連邦議会に、改選前の2.5倍にあたる5人のムスリム(イスラム教徒)議員が誕生したと報じた。イスラム・オンラインはインターネット上でイスラム教の普及を図り、シャリーア(イスラム法)についての主張を行うウェブサイト。

サイトによれば、ドイツ社会民主党(SDU)のララ・アクグン議員と緑の党のエキン・デリゲズ議員の前職の2人に加え、新たに当選した左翼党の議員3人、ハッキ・ケスティン議員、セヴィム・ダグデレン議員、フセイン・アイディン議員がムスリムであるという。5人はみなトルコ系。アイディン議員の出生地は議会資料では公開されていない。ドイツ生まれのデリゲズ議員を除き、他の3人はトルコ生まれである。またケスティン議員とアイディン議員は男性、他の3人は女性である。

イスラム・オンラインではアクグン議員(SDU)がムスリム議員中最大の得票を得たことに注目している。ケルン2区から立候補したアクグン議員は、CDUの対抗候補に得票で10%の差をつけて当選した。アクグン議員は心理学で博士号を取り、25年間外国人移民と同化問題に従事してきた。

デリゲズ議員(緑の党)は議会で児童手当の導入と存続のために活動してきた。またデリゲズ議員はドイツのイスラム系住民の支援のために活動してきた。

ケスティン議員(左翼党)は今回の選挙を人生の一大転機と考えていると報道された。ケスティン議員はハンブルク応用科学大学で法学の教授を務めており、これまでトルコからの移民の支援を中心に活動してきた。

ダグデレン議員(左翼党)はケルンで法学を学んだ。ダグデレン議員は選挙民の関心に応えることを義務と心得ており、その中でもとくにドイツの人口の3.5%にあたるムスリムの関心を重視している。ドイツのムスリム人口の3分の2はトルコ系住民である。

アイディン議員(左翼党)は製鉄所労働者から組合活動を経て政治に入り、今回の当選につながった。

出典[編集]

  • "Sevim Dagdelen"Deutscher Bundestag、2005年9月22日(サーバー情報に拠る)
  • "Dr. Lale Akgün"Deutscher Bundestag、2005年9月22日(サーバー情報に拠る)
  • "Ekin Deligöz"Deutscher Bundestag、2005年9月24日(サーバー情報に拠る)