富山市の路面電車が37年ぶりに環状運転復活

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【2009年12月24日】

2009年鉄道関連ニュース
新規開業した路面電車の環状線に投入された新型車両(開業前に撮影、資料、CC-by-3.0

富山県富山市で、JR富山駅前と市の中心部を結ぶ路面電車の環状線が12月23日(UTC+9、以下同様)に開業した[1][2][3][4]

富山市では車社会化に伴って1972年に路面電車の一部区間が廃止されたが、少子高齢化などを背景に路面電車が町にふさわしい交通手段として見直され、中心部活性化を目的として約940メートルの区間にレールを新設して既存の区間と接続し、37年ぶりに環状運転を復活させた[2][3][4]。路面電車の路線復活はきわめて珍しい例であるという[2]

環状線は1周約3.4キロを20分で反時計回りに周回する[1][3][4]。環状線区間に試用される車両はそれぞれ白・黒・銀に塗装された新型車両で、「セントラム」の通称で呼称される[1][3][4]。また新設区間は、路面電車としては日本国内初となる上下分離方式を採用。富山市が線路を敷設し、鉄道会社の富山地方鉄道が線路を借りて列車の運行を行う[1][2]

環状線の開業に合わせて富山市大手町の富山市民プラザで開催された開業式では、富山市の森雅志市長が「新たな賑わいの創出に大きなインパクトを与える」と述べ[3][4]、「今後さらに魅力的で活力あるまちづくりに努める」と意気込みを語った[1][4]。また富山地方鉄道の川岸宏社長は「復活する環状線の運行を担当でき、感激している[3]。最高の輸送サービスを提供していきたい」と述べた[1]。発車式では、森市長ら関係者がテープカットで開業を祝った[1][3]

同日午後3時から行われた無料の体験試乗会には多くの家族連れや鉄道ファンらが詰めかけ、4400人が試乗に参加した[1][3]。24日からは、通常ダイヤでの運行が開始される[3]

情報源[編集]

Wikipedia
ウィキペディア富山地方鉄道富山市内軌道線に関する記事があります。

本ニュースは「富山新聞」と「毎日新聞」、「朝日新聞」、「中日新聞」の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 北國・富山新聞ホームページ - 富山のニュース 『セントラム発進 富山市中心部の路面電車 環状運行37年ぶり 体験試乗4400人』富山新聞社、2009年12月24日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 毎日jp 『路面電車:37年ぶり環状運転 富山』毎日新聞社、2009年12月24日。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 asahi.com 『地球に優しく周回復活』朝日新聞社、2009年12月24日。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 CHUNICHI Web - 北陸発 『セントラム発進 環状運行37年ぶり復活』中日新聞社、2009年12月24日。