漁船、8,000キロメートル漂流? 中のいけすには生きた魚も
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【2015年4月13日】
地震のデータ
- 発生時刻
- 2011年3月11日14時46分23秒 (UTC+9)
- 震央
- 仙台の東 130km
- 座標
- 38.322°N, 142.369°E
- 震源深さ
- 24.4km
- 規模
- M9.0
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4月9日、オレゴン州沿岸から5、6キロメートルの沖合で漁船の船尾部分が発見された[1]。この漁船は、東日本大震災の津波で流された漁船であるとの見方がされており[1][2][3]、事実だとすれば8,000キロメートル程度を4年間かけて漂流し続けたと考えられる[1][3]。
また、日本近海に生息する魚約20匹(朝日新聞では、アジ科の数種類の魚とイシダイ、CNNではブリ、時事通信ではヒラマサとイシダイとそれぞれ報道している)が同船のいけす内に生きているのが発見されており[1][3]、オレゴンコースト水族館へ送られ[2]、展示される予定だという[1]。
漂着した船尾は、ガラス繊維製[2]で全長6~9メートル程度(朝日新聞では7~9メートル、CNNでは6~9メートル、時事通信では約9メートルとそれぞれ報道している)であり、同州公園事務所は、全長15メートル程度の漁船の一部だとしている[1][3]。船尾は、同州ニューポートで係留されており[2]、コケや貝が付着している[3]が、外来種による汚染リスクの低いことが確認されており、詳細な調査が行なわれた上で埋立地に処分されるという[2]。なお、船舶に記されている番号や名前は見つかっていない[1]。