日本、コロンビアに大敗 決勝トーナメント進出ならず - 2014W杯サッカー

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マラカナンサッカースタジアム(リオデジャネイロ メイン会場)CC-by-sa-3.0
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【2014年6月25日】

2014ワールドカップサッカー選手権ブラジル大会の1次予選リーグ・C組で、日本は現地6月24日[1]コロンビアに1-4で敗れ、1次予選2敗1引き分けで勝ち星を挙げることができず、1次予選敗退が決定した[2]

この試合に勝たなければ決勝トーナメント進出がなくなる日本は、攻撃の最前線に当たるワントップに大久保嘉人選手、そして守備的なミッドフィルダーに当たるボランチに青山敏弘選手を起用した[2]。序盤から積極的な攻めの姿勢を見せる日本だったが[1]、前半17分に今野泰幸選手が取られ[2]、コロンビアに与えられたPKをクアドラード選手に決められ先制点を許す[1]。日本は前半の終了間際に岡崎慎司選手がヘディングシュートを決めて1-1の同点に追いつくが[1]、後半に入るとまず10分にロドリゲス選手からのパスを受けたマルチネス選手に再び勝ち越しを許すと、その後もロドリゲス選手を起点としたカウンター攻撃に遭い、37分にマルチネス選手、終了直前にロドリゲス選手と立て続けに追加点を許した[2]

日本も反撃を繰り返し、後半14分に香川真司選手が右足でシュートを放つもクロスバーの上に、さらに20分に内田篤人選手からのクロスボールから大久保選手と相手のディフェンダーの競り合いを演じるなど、再三にわたり惜しいチャンスを展開するがゴールを奪うことができず[3]、ボールの支持率やシュート本数ではコロンビアに上回るも、コロンビアのカウンター攻撃に完全に屈する形で大敗を喫した[2]。この結果、日本は2敗1分けの勝ち点1でC組の最下位に終わり、前回・2010年に続く2大会連続決勝トーナメント進出は成らなかった[1]

日本代表のザッケローニ監督は試合後「残念だ。いい試合だったがもっとできることがあった。先制したかったが、決めきれなかった」と談話を述べている[2]

日本国内では[編集]

渋谷駅前のスクランブル交差点 GFDL CC-by-sa-3.0

日本の1次予選敗退が決まった直後の6月25日朝、大阪市道頓堀にある戎橋では、日本代表のユニフォームを着た若者が集合し、試合終了から1時間以上経過した午前8時過ぎで14人が橋から飛び込むという騒ぎになった。戎橋は1985年にプロ野球阪神タイガースの優勝の時に若者が道頓堀川に飛び込む、いわゆる「道頓堀ダイビング」なるものが相次ぎ、この日も橋の近くにあるスポーツバーやパブリックビューイングの会場から駆けつけたサポーターが集まり、午前7:17頃、大学生・20歳の男性が警察官の制止を振り切って飛び込むのを皮切りとして、男性14人が飛び込んだという[4]

一方、東京都渋谷区にあるスクランブル交差点では警視庁が斜め横断を禁止し、横断歩道前にバリケードを貼るなどの交通整備を行った影響もあってか、多くは機動隊員らの誘導指示に従った。一部のサポーターが「ニッポンコール」をしたものの、お祭り騒ぎやハイタッチはなかったという。練馬区の大学生・19歳の男性は「期待外れの結果で、残念という言葉しかない」とインタビューに応え、足取りも重く大学に向かっていったという[5]

ギリシャが決勝トーナメントへ[編集]

一方C組のもう1試合、ギリシャコートジボワール戦は、2-1でギリシャが勝ち、2位で決勝トーナメント進出を決めた。ギリシャは前半42分に相手のゴールキーパーとの1対1からサマリス選手が先制点を奪うが、後半29分に自陣のゴール前からのパスを受けたコートジボワールのボニ選手に右足で決められ1-1の同点に追いつかれる。引き分けでは決勝トーナメント進出が消滅するギリシャはその後、アディッショナルタイム[注釈 1]サマラス選手がペナルティーキック(PK)を獲得、自らそれを決めて2-1としそのまま試合終了となった[6]。コートジボワールはドログバ選手を中心にチャンスをうかがいつつ、堅い守りを敷いたが、ギリシャの速攻に屈した形となった[7]

この結果C組は1位のコロンビアと2位のギリシャが決勝トーナメントに進出が決定した。コロンビアは1990年イタリア大会以来6大会ぶり、ギリシャは初の決勝トーナメント出場となる[2]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 クイアバ(ブラジル)村社拓信、中村有花 『ブラジルW杯:日本、1次リーグ敗退 コロンビアに1−4』毎日新聞(毎日jp)、2014年6月25日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 『日本 コロンビアに敗れ1次リーグ敗退』日本放送協会(NHK NEWS web)、2014年6月25日。
  3. 『日本、コロンビアに大敗し1次リーグ敗退』日刊スポーツ(nikkansports.com)、2014年6月25日。
  4. 『W杯日本敗退 道頓堀へダイブも』日刊スポーツ(nikkansports.com)、2014年6月25日。
  5. 『敗退にサポーター重い足取り 渋谷は混乱なし 大阪は道頓堀川にダイブ』産経新聞(MSN産経新聞ニュース)、2014年6月25日。
  6. 『ギリシャ、決勝Tへ W杯、コートジボワール敗退』朝日新聞(朝日新聞デジタル)、2014年6月25日。
  7. 共同 『ギリシャ、敗退の瀬戸際で決勝点 W杯』日本経済新聞(日経電子版)、2014年6月25日。
脚注
  1. 朝日では「ロスタイム」と表記