寝台特急『あけぼの』がラストラン
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【2014年3月15日】
2014年鉄道関連ニュース
日本経済新聞・Response.によると、上野-青森間を走行してきた寝台特急・『あけぼの』の下り最終列車が、3月14日夜(UTC+9)にJR上野駅を出発した。Response.によれば、この日の上野駅には、下り最終列車の出発を見届けようと、大勢の鉄道ファンらが詰め掛けた。
Response.によると、『あけぼの』は1970年に運行を開始。それ以来長年に亘り、東京と東北とを結ぶブルートレインとして親しまれてきたが、新幹線の延伸などにより利用者が減少したことと、車両そのものの老朽化を理由に、2014年春のダイヤ改正で定期運行を終了することになった。
日本経済新聞によると、同日午後9時16分に、上野駅13番ホームを定刻通りにラストランの列車が出発すると、「ありがとう」、「お疲れさま」などの歓声がファンらから上がり、車両が見えなくなるまでシャッター音と拍手が続いた。Response.によれば、同列車は翌15日の9時52分に青森駅に到着し、これによって『あけぼの』は定期列車としての歴史に幕を閉じることとなった。
日本経済新聞によると、『あけぼの』の廃止により、今後残るブルートレインは『北斗星』(上野-札幌間)のみとなった。『あけぼの』は、今後は「季節列車」として、正月や夏休みなどに臨時運行する。
情報源
[編集]- 日本経済新聞Web刊 『寝台特急「あけぼの」最後の旅路 44年の歴史に幕』 — 日本経済新聞社, 2014年3月15日
- Response.編集部 『ダイヤ改正で定期運転終了「あけぼの」ラストラン』 — Response., 2014年3月15日