JR東日本、羽田-東京都心の新線2020年代後半開業目指す

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2014年鉄道関連ニュース
東京貨物ターミナル駅本屋(ほんおく) PD
りんかい線70-000形電車 CC-by-sa-3.0

【2014年7月22日】

JR東日本が建設を検討している、羽田空港東京都心の間を結ぶ新路線を2020年代半ばをめどに開業を目指すことが7月15日わかった。[1]

この新線は田町駅から大井ふ頭までを現在休止中の貨物線の線路を使い、さらに地下トンネルを掘って羽田空港を結ぶというもの。新宿駅方面とは、りんかい線大井町駅付近からやはり地下トンネルを掘って、東京貨物ターミナル駅の北側付近で新線とつなぐとしている。現在りんかい線は大崎駅経由で埼京線と直通運転しているが、新線開業により新宿駅と羽田空港の間は現状40分余りかかるところを23分に短縮できる見込みだとしている。[2]

また、2015年春には東北縦貫線が開業することにより、高崎線宇都宮線常磐線東京駅にも乗り入れられる他、東京貨物ターミナル駅のすぐ近くにりんかい線の車両基地もあり、現在使われている引き込み線を新線と直結させることも計画している。[2]

現在、羽田空港と都心を結ぶアクセスとしては、浜松町羽田を結ぶJR東日本関連子会社の東京モノレールが存在するが、中長期的なスパンで見ていくと、羽田空港の国際線拡充により、都心から羽田へ結ぶ旅客需要拡大が必至となることから、モノレールだけでは輸送力に限界があるとして、JR東日本は新線建設計画を検討していた。日本政府は、2030年までに日本を訪れる外人客を3000万人に増やすことを目標としており、今回の鉄道アクセス改善計画が実現すれば、国際競争力強化につながるとする期待感が高まるとしている。[3]

しかし、地下線の建設工事は難易度が高いうえ、設計や建設にも時間がかかってしまうため、開業は2020年東京五輪が終わった後の2020年代半ば以後を目指す見通しであり、約3000億円ともいわれている総事業費については地方自治体、JR東日本がそれぞれ3分の1ずつを負担する案も浮上しており、その調整が今後の焦点とされている。[1]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 『「羽田-東京」18分に半減 JR東が新線計画 20年代半ば開通へ(1)』産経新聞(Sankei biz)、2014年7月16日。
  2. 2.0 2.1 上沢博之 『新線「羽田―都心」、開通目標は2025年前後 JR東』朝日新聞(朝日新聞デジタル)、2014年7月16日。
  3. 『「羽田-東京」18分に半減 JR東が新線計画 20年代半ば開通へ(2)』産経新聞(Sankei biz)、2014年7月16日。