大会四日目試合結果 - 第99回全国高等学校野球選手権大会

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甲子園球場

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【2017年8月12日】

2017年8月11日(UTC+9)、阪神甲子園球場第99回全国高等学校野球選手権大会の四日目・四試合が行われた[1]

大会四日目結果[編集]

第一試合 広陵 対 中京大中京[編集]

第一試合は広陵(広島)と中京大中京(愛知)が対戦[2][3]。ともに甲子園での優勝経験のある[注 1]高校同士の対戦となった[4]。試合は広陵が10対6で逆転勝ち[4]し、第90回大会(2008年)以来となる初戦勝利をおさめた[3]

3回裏に中京大中京は、この回先頭の1番・伊藤康がバックスクリーンへホームランを放つなど2点を奪い先制した[2]。6回表に中京大中京は先発の磯村から背番号1を付けた香村へ継投したが、これが裏目に出て広陵の3番・中村に右中間にホームランで1点を返され、続く4番・香川にセンター前ヒットで二塁まで進められ、5番・高田誠にレフト前タイムリーヒットを打たれ同点とされた[2]。中京大中京は香村から伊藤稜に交代させたが、広陵の勢いは止まらず、伊藤稜の代わり端、一死三塁の場面で広陵6番・大橋にセンター前ヒットを許し、逆転された[2]。広陵は7回に佐藤の2ランを含む3点、8回に中村の2ランを含む4点を追加して中京大中京を突き放した[2]。中京大中京は9回に3点を追加するなどしたが、追い付くことができなかった[2][4]

試合結果[5]
1 2 3 4 5 6 7 8 9
広陵 0 0 0 0 0 3 3 4 0 10
中京大中京 0 0 2 0 0 0 0 1 3 6
バッテリー (投手 - 捕手)
広陵 平元、山本、森、山本 - 中村
中京大中京 磯村、香村、伊藤稜、浦野 - 鈴木遼、関岡
ホームラン
広陵 中村(6回表ソロ)、佐藤(7回表2ラン)、中村(8回表2ラン)
中京大中京 伊藤康(3回裏ソロ)

第二試合 横浜 対 秀岳館[編集]

第二試合は横浜(神奈川)と秀岳館(熊本)が対戦[6][7]。両校とも2年連続で夏の甲子園へ出場しており、秀岳館は今年の選抜高校野球(第89回選抜高等学校野球大会)のベスト4[6]で、秀岳館を率いる鍛治舎巧監督は今大会を最後に退任を決めている[7]。試合は1回表から先制した秀岳館が6対4で横浜を下した[7]

秀岳館は1回表に先頭打者の1番・竹輪がライト方向へのヒットで一気に三塁まで進み、2番・半情の犠牲フライで先制し[7]、3番・木本からの3連打で2点を追加[6]。横浜の先発・塩原は打者5人に対してわずか9球で3点を失った[6]。秀岳館はこのほかに3回表に1点、7回表に2点を追加した[6]。横浜は5回裏に福永の犠牲フライで1点を返し、7回には福永が左中間への3ランで秀岳館を追撃したが、追い付くことができなかった[6]

試合結果[8]
1 2 3 4 5 6 7 8 9
秀岳館 3 0 1 0 0 0 2 0 0 6
横浜 0 0 0 0 1 0 3 0 0 4
バッテリー (投手 - 捕手)
秀岳館 川端、田浦 - 幸地
横浜 塩原、奥村、及川、万波、板川 - 福永
ホームラン
横浜 福永(7回裏3ラン)

第三試合 興南 対 智弁和歌山[編集]

第三試合は興南(沖縄)と智弁和歌山(和歌山)が対戦[9][10]。ともに2年ぶりの出場となった甲子園優勝経験のある両校の対決は、智弁和歌山が6年ぶりとなる夏の甲子園での勝利となった[9]

興南は3回裏に二死満塁の場面で4番・福元が四球を選んで押し出しの1点で先制したのを皮切りに川満、嘉数が連続タイムリーで智弁和歌山の先発・北をノックアウト、二番手でマウンドに上がった平田からも興南の7番・渡辺がセンター前のタイムリーヒットを奪い、打者10人で一挙に6得点を挙げた[9]。智弁和歌山は4回表に一年生で8番に座る西川、9番・平田が連続タイムリーで2点を返した[9]。5回表には3番・林がセンター左に2ラン、7番・富田もレフトへ2ランを放ち同点に追いつくと、6回表に一死満塁で打席の回った4番・蔵野がレフト前へタイムリーヒットで1点を挙げ逆転に成功した[9]。8回表、9回表にも1点ずつ追加点を奪った[10]

試合結果[11]
1 2 3 4 5 6 7 8 9
智弁和歌山 0 0 0 2 4 1 0 1 1 9
興南 0 0 6 0 0 0 0 0 0 6
バッテリー (投手 - 捕手)
智弁和歌山 北、平田 - 蔵野
興南 宮城、上原、川満、藤木 - 渡辺、諸見
ホームラン
智辯和歌山 林(5回表2ラン)、冨田(5回表2ラン)

第四試合 大阪桐蔭 対 米子松蔭[編集]

第四試合は大阪桐蔭(大阪)と米子松蔭(鳥取)が対戦[12][13]。今年の選抜高校野球(第89回選抜高等学校野球大会)で優勝し2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭が、米子松蔭を制して2回戦へ進んだ[12]

大阪桐蔭は、1回裏に大阪大会で打率6割を超える主将・福井のライトポール際へのホームランで先制すると、以降小刻みに得点を重ね、終わってみれば犠打や盗塁を絡めての12安打8得点で勝利を挙げた[12]。米子松蔭は7回表に一死ランナーなしの場面で、3番・津島がライトへ3塁打を放ち、返球がそれている間に一気に本塁を陥れ、1点をもぎ取った[14]。米子松蔭の津島は9回表のラストバッターとなり、空振り三振に倒れた[14]

試合結果[15]
1 2 3 4 5 6 7 8 9
米子松蔭 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
大阪桐蔭 1 1 0 1 2 1 2 0 x 8
バッテリー (投手 - 捕手)
米子松蔭 辰己、高木、児島 - 植田
大阪桐蔭 徳山、柿木 - 福井、岩本
ホームラン
大阪桐蔭 福井(1回裏ソロ)

注釈[編集]

  1. 両校の直近の優勝は、広陵が2007年の第75回選抜高等学校野球大会(春)、中京大中京が2009年の第91回全国高等学校野球選手権大会(夏)。広陵は前身の広陵中時代を含め夏の大会では優勝経験がない。

情報源[編集]

  1. 『大阪桐蔭が2回戦へ=広陵、秀岳館、智弁和歌山も-全国高校野球第4日』時事ドットコム、2017年8月11日19時14分。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 『広陵が終盤3発で逆転、プロ注目の中村4安打3打点』日刊スポーツ、2017年8月11日10時47分。
  3. 3.0 3.1 『逆転で広陵 3発で中京大中京降し2回戦へ』毎日新聞、2017年8月11日19時12分。
  4. 4.0 4.1 4.2 『夏の甲子園 広陵が中京大中京を破る』NHK、2017年8月11日11時13分。
  5. 『【1回戦】広陵(広島) - 中京大中京(愛知)』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日。
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 『秀岳館が初回9球3点先制、横浜終盤反撃も初戦敗退』日刊スポーツ、2017年8月11日13時32分。
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 『「これが秀岳館の点の取り方」鮮やかな先制』毎日新聞、2017年8月11日20時33分。
  8. 『【1回戦】横浜(神奈川) - 秀岳館(熊本)』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日。
  9. 9.0 9.1 9.2 9.3 9.4 『智弁和歌山が夏6年ぶり勝利、高嶋監督甲子園64勝』日刊スポーツ、2017年8月11日16時37分。
  10. 10.0 10.1 『智弁和歌山が6点差を逆転 興南を降す』毎日新聞、2017年8月12日9時32分。
  11. 『【1回戦】興南(沖縄) - 智弁和歌山(和歌山)』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日。
  12. 12.0 12.1 12.2 『大阪桐蔭・西谷監督つないで突破「63人全部員で」』日刊スポーツ、2017年8月11日22時19分。
  13. 岩佐友 『大阪桐蔭・福井、有言実行の一発 「主将として意地で」』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日20時33分。
  14. 14.0 14.1 『10点差覚悟した選抜王者相手に意地の1点 米子松蔭』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日21時03分。
  15. 『【1回戦】大阪桐蔭(大阪) - 米子松蔭(鳥取)』朝日新聞DIGITAL、2017年8月11日。