大会二日目試合結果 - 第99回全国高等学校野球選手権大会
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【2017年8月10日】
2017年8月9日（UTC+9）、阪神甲子園球場で第99回全国高等学校野球選手権大会の二日目・四試合が行われた[1]。
注目された昨年の優勝校・作新学院（栃木）が第一試合で盛岡大付（岩手）と対戦したが、初戦で敗退する波乱があった[2]。
大会二日目結果
[編集]第一試合 盛岡大付 対 作新学院
[編集]第一試合は盛岡大付（岩手）と作新学院（栃木）が対戦[2][3]。昨年の覇者である作新学院を盛岡大付の平松が1失点で投げ切り、盛岡大付が試合を制した。盛岡大付は今年の選抜高校野球（第89回選抜高等学校野球大会）の二回戦で、選抜の昨年の覇者である智弁学園（奈良）も破っており、春夏で昨年の優勝校の連覇を阻んだ[2]。作新学院は9回表に二死ながら満塁のチャンスを作ったが、ものにすることができなかった[3]。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 作新学院 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 盛岡大付 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
| バッテリー | （投手 - 捕手） |
| 作新学院 | 大関、篠原 - 加藤 |
| 盛岡大付 | 平松 - 松田 |
第二試合 土浦日大 対 松商学園
[編集]第二試合は土浦日大（茨城）と松商学園（長野）が対戦[5][6]。31年ぶりの甲子園出場となった土浦日大は3回以外は毎回得点を許す苦しい試合内容となった[5]。長野大会で29盗塁を決めている松商学園は、今日の試合でも走塁が光った[6]。試合は松商学園が21安打12得点を挙げて勝利した[5]。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 松商学園 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 1 | 12 |
| 土浦日大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 |
| バッテリー | （投手 - 捕手） |
| 松商学園 | 青柳真 - 笠原 |
| 土浦日大 | 富田、井上、富田 - 小沢 |
第三試合 山梨学院 対 前橋育英
[編集]第三試合は山梨学院（山梨）と前橋育英（群馬）が対戦[8][9]。前橋育英は3回に7番・小池の3ランを含めて一挙に5点を奪うなど[8]、3本塁打8盗塁12得点で試合を決めた[9]。山梨学院は4回に満塁のチャンスで1番。五十嵐のセンターを越える三塁打で3点を奪い返すなどしたが、届かなかった[8]。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前橋育英 | 1 | 0 | 5 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 12 |
| 山梨学院 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| バッテリー | （投手 - 捕手） | |
| 前橋育英 | 皆川、吉沢、根岸 - 戸部 | |
| 山梨学院 | 吉松、宮内、石井、栗尾、垣越 - 五十嵐、山本 | |
| ホームラン | ||
| 前橋育英 | 小池（3回表2ラン）、飯塚（6回表3ラン）、飯島（7回表ソロ） | |
第四試合 日大山形 対 明徳義塾
[編集]第四試合は日大山形（山形）と明徳義塾（高知）が対戦[11][12]。延長戦となった試合を制したのは11回に3点を挙げた明徳義塾[11]。明徳義塾の馬淵史郎監督は、春夏の甲子園通算・50勝にあと1勝と迫った[11]。
試合は、両者が譲らないまま延長戦となり、3-3で迎えた12回表[12]。二死一、二塁の場面で、明徳義塾・谷合の打球がショートゴロとなったが、ショートが二塁へ悪送球[11][12]。この間に二塁ランナーが生還し勝ち越しに成功[11]。続く今井が走者一掃のセンター前ヒットを放ち、明徳義塾はこの回で3点を追加した[12]。12回裏に、日大山形は二死一、二塁のチャンスを作るも、反撃及ばず試合終了となった[11]。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 明徳義塾 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 |
| 日大山形 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| バッテリー | （投手 - 捕手） |
| 明徳義塾 | 北本、市川 - 筒井 |
| 日大山形 | 森田、中西、近藤皓 - 舟生 |
情報源
[編集]- ↑ 『松商学園、明徳義塾が２回戦へ＝前橋育英と盛岡大付も－全国高校野球』 — 時事通信, 2017年8月9日19時51分
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『盛岡大付は連覇キラー、作新学院に「守り勝った」』 — 日刊スポーツ, 2017年8月9日11時22分
- ↑ 3.0 3.1 『盛大付逆転で初戦突破 作新連覇の夢消える』 — 毎日新聞, 2017年8月9日19時34分
- ↑ 『【１回戦】作新学院(栃木) - 盛岡大付(岩手)』 — 朝日新聞, 2017年8月9日
- ↑ 5.0 5.1 5.2 『土浦日大敗退 取手二出身の小菅監督「打たれすぎ」』 — 日刊スポーツ, 2017年8月9日14時9分
- ↑ 6.0 6.1 『キーワードは２秒 松商学園、さえわたる機動力で快勝』 — 朝日新聞, 2017年8月9日16時11分
- ↑ 『【１回戦】松商学園(長野) - 土浦日大(茨城)』 — 朝日新聞, 2017年8月9日
- ↑ 8.0 8.1 8.2 『甲子園V経験の監督対決は３本塁打で前橋育英に軍配』 — 日刊スポーツ, 2017年8月9日15時56分
- ↑ 9.0 9.1 『２ケタ得点の前橋育英 山梨学院に快勝』 — 毎日新聞, 2017年8月9日19時18分
- ↑ 『【１回戦】前橋育英(群馬) - 山梨学院(山梨)』 — 朝日新聞, 2017年8月9日
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 11.5 『明徳義塾が延長戦制す 馬淵監督は甲子園50勝王手』 — 日刊スポーツ, 2017年8月9日19時8分
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 『延長制して明徳義塾 日大山形降し２回戦へ』 — 毎日新聞, 2017年8月9日20時45分
- ↑ 『【１回戦】日大山形(山形) - 明徳義塾(高知)』 — 朝日新聞, 2017年8月9日