卓球男子シングルス・水谷隼選手が銅メダル獲得、日本勢個人種目初 - リオデジャネイロオリンピック7日目

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
水谷隼選手(2013年撮影)CC-by-sa-3.0

【2016年8月12日】

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解説・資料

8月5日(現地時間UTC-3)に開幕したリオデジャネイロオリンピックは、11日(現地時間)に7日目の競技が行われた。卓球男子シングルスに出場している水谷隼(みずたに じゅん)選手は3位決定戦で、ブラディミル・サムソノフ選手(ベラルーシ)を4-1で破り、銅メダル獲得となった[1]。日本の選手が、卓球種目・シングルスでメダルを獲得するのは、男女通して初めて[2]。また、卓球種目男子としては、団体種目や過去に行われたダブルスでも例が無く、水谷選手のメダル獲得が初めてとなる[1]。3位決定戦では、第1ゲーム(11-4[3])から主導権を握り第2ゲーム(11-9[3])も勝利、2ゲームを連続で取ったものの、第3ゲーム(6-11[3])はミスもあり落とした。第4ゲーム(14-12[3])でもサムソノフ選手に連続でポイントを奪われたものの粘り強い試合で勝利、続く第5ゲーム(11-8[3])も勝利し、メダル獲得を決めた。水谷選手は試合後に、「今回メダルを獲得できて夢みたいです。メダルへのプレッシャーはものすごくあったがあまりネガティブなことを考えずに自分が史上初の個人のメダルを獲得するんだという気持ちだけだった。」と述べたほか、卓球種目男子として初めてメダルを獲得したことについても「今まで卓球男子は悔しいことばかりでなかなか活躍することができなかった。ただオリンピックでメダルを取りさえすれば男子も注目を浴びると思っていた。」と述べ卓球界全体の盛り上がりに期待のコメントを残した。また、13日の団体戦へ向けて団体戦でのメダル獲得への意欲も述べた[4]

水谷選手は、静岡県磐田市出身の[3]27歳[4]。5歳の頃に豊田町スポーツ少年団で卓球競技を始めた[3]青森山田[3]高校時代の17歳のときに全日本卓球選手権大会・シングルスで史上最年少で優勝、以来2016年の全日本選手権まで過去最多タイとなる8回優勝している。オリンピックには、2008年の北京オリンピック以来3大会連続出場を決めている[4]。2012年のロンドンオリンピックでは、卓球種目男子がメダルを逃した一方、卓球種目女子団体はメダル獲得、悔しさもあり「現役のうちに男子初のメダル獲得」との決意をもとに自費でコーチと契約するなど、レベルの向上に努めていた[5]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 『水谷隼が銅メダル! 単では日本初 【リオ五輪卓球】』産経フォト、2016年8月12日。
  2. 『水谷隼、日本初のシングルス「銅」…卓球男子』読売新聞、2016年8月12日。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 『水谷隼が銅「卓球始めたときからの夢」男子初メダル』日刊スポーツ、2016年8月12日。
  4. 4.0 4.1 4.2 『卓球男子シングルス 水谷が銅メダル』日本放送協会、2016年8月12日。
  5. リオデジャネイロ・森合正範 『水谷「銅」卓球単で日本初のメダル』東京新聞、2016年8月12日。