利用者:CraneBB/表記の基準

これは、表記の基準についての私案です。

目的

このページは、表記についての合意をまとめたものです。

より読みやすい記事を作成するために、見出し・略語・数字・句読点・敬称・漢字の使い方・送り仮名などの基準を示しています。ただし、このページで示す表記は推奨です。ここでの表記からずれていても、まず投稿してみてください。

利用者:CraneBB/記事の書き方、記事内容についての指針、編集の仕方もご参照ください。

表記の基準

現代口語文

記事は、全て現代口語文にしてください。

仮名遣い

仮名遣いは、昭和61年7月内閣告示「現代仮名遣い」を基準とします。

漢字

固有名詞を除き、漢字は次の基準で使うようにしてください。

読者が困らないようにする。
常用漢字表にある漢字を使う。
日本新聞協会用語懇談会が使うことにした漢字は使う。
日本新聞協会用語懇談会が読み仮名なしで使うことにした漢字は使う。
日本新聞協会用語懇談会が使わないことにした漢字は使わない。
原則として旧字体は使わない。どうしても使う場合は読み仮名をかっこ内に記す。

送り仮名

送り仮名は、昭和48年6月内閣告示・昭和56年10月一部改正「改訂送り仮名の付け方」を基準とします。ただし、許容より本則を優先とします。

記号

日本語の文章中で使う記号は、洋数字・英字・スペースを除き、全て全角にしてください。句点は「。」読点は「、」を使いましょう。発言などをくくるかぎかっこは「」を使い、必要に応じ丸かっこ（）や二重かぎかっこ『』、等号＝、引用符“”も使ってください。

佐藤代表は,"…"と話した.→佐藤代表は、「…」と話した。

全角・半角

全角洋数字（１２３）、全角英字（Ａｂｃ）、全角スペースは使わないでください。

ＡＢＣ→ABC
１，２，３→1,2,3
　（全角スペース）→ （半角スペース）

数字・単位

数を表すときには1、2、3などの半角の洋数字（アラビア数字）を使ってください。ただし、熟語や固有名詞などには漢数字を使いましょう。

五十歩百歩
四国
三つどもえ

4桁の数字は、3桁目の左（千の位の右）に符号（,＝半角カンマ）を打ってください。5桁以上の数字には、「万」「億」「兆」…を付けて読みやすくしてください。また、小数点には「.」を使ってください。

単位は、原則としてメートル法か法定単位（カイリなど）を使ってください。なるべく一般的な表記にし、普段使わないようなものは読み仮名をかっこ内に記してください。

概数の場合は「およそ」「約」を付け加えてください。もし、正確な数値がわかれば、記事の別の場所で紹介しましょう。

3.141μm（マイクロ・メートル）
12億3,456万7,890円
3寸（約9cm）
200カイリ（約370km）
およそ5,000人
約12万km

通貨の単位

通貨の単位は片仮名で表記し、通貨コードや通貨記号は、なるべく使わないようにしましょう。また、「セント」は使わないでください。

原則として、アメリカのドルは単に「ドル」としますが、紛らわしい場合は「米ドル」としましょう。

120円
67.24ドル
37.24ユーロ

アメリカ以外のドルのように、複数の国で同じ単位名が使われている場合は、単位に流通域・国名をつけても構いません。

34香港ドル
78シンガポール・ドル

日付と時刻

年は西暦4桁で表し、05年のような省略表記はなるべく避けてください。元号を添える必要があるときは、西暦年の後にかっこ書きで記してください。

また、一桁の数字の十の位に0をつけないでください。

2005年6月7日
1995年（平成7年）6月17日

時刻は現地時間を午前・午後をつけた12時間制で表記し、日本語が使われている日本での時刻もかっこ内に併記するようにしてください。現地で日常的に24時間制を使っている場合は、現地時間には24時間制を使って構いません。原則として分単位とします。

2005年6月7日午前8時45分（日本時間7日午後9時45分）

どうしても必要な場合には、協定世界時（UTC）を書き添えてください。世界協定時には24時間制を使います。

2005年6月7日午前8時45分（世界協定時7日20時9分）

時間は、原則として秒単位とします。

2時間42分30秒

組織の名前

初出は長くても正式名称を書きましょう。以降は適切に略称を用いて、読みやすい文章にしましょう。ただし、初出の名称と略称が大きく異なる場合は、初出で正式名称に続けて略称をかっこ内に記しておきましょう。

できるだけかっこ内に読み仮名を記してください。

株式会社東洋新聞社（とうようしんぶんしゃ）→東洋新聞
東日本旅客鉄道株式会社（ひがしにほんりょかくてつどう＝JR東日本）→JR東日本
有限責任中間法人Mozilla Japan（モジラ・ジャパン）→Mozilla Japan
アフリカ連合（AU）→AU
国際連合→国連

登場人物と敬称

登場人物の名前を公表する場合

ウィキニュース日本語版では、原則として登場人物の名前（氏名）を公表しません。肩書きや法的地位（被疑者、被告人など）などを使い匿名で伝えます。

ただし、次の場合は名前を公表します。次の場合に該当するかどうか不安なときは、記事のノートページか赤提灯で提議してください。

公人（主な役職は次の通り）
1. 国務大臣、国の元首とその経験者
2. 都道府県知事、州知事、市町村長とその経験者
3. 国会・地方議会の議員、とその経験者
4. 行政機関（公官庁・警察・消防など）の幹部とその経験者
5. 裁判官とその経験者
6. 皇室とその経験者
裁判員制度の対象になる可能性がある、死刑または無期の懲役、禁固に当たる罪（主な罪名は次の通り）に係る事件の被疑者・被告人
1. 殺人
2. 傷害致死
3. 強盗致死
4. 強盗強姦
5. 強盗致傷
6. 危険運転致死
7. 強姦致死傷
8. 強制わいせつ致死傷
9. 保護責任者遺棄等致死
10. 現住建造物等放火
11. 銃砲刀剣類所持等取締法違反
12. 覚せい剤取締法違反
13. 麻薬及び向精神薬取締法違反
14. 麻薬特例法違反
15. 通貨偽造
16. 偽造通貨行使
大きな社会的影響力のある人物
1. 報道各社の経営者・管理職・役員とその経験者
2. 大企業の経営者・管理職・役員とその経験者
3. 政党幹部・役員とその経験者

敬称

人物名は、初出ではフルネーム（姓名の揃った完全な名前）と、かっこ内に名前の読み仮名を記してください。また、人物の短い説明を付加しても良いでしょう。

以降、ミドルネームなどがある長い名前は、適切に略しても良いでしょう。

引用などを除き、全ての登場人物に敬称をつけてください。敬称は原則「さん」としますが、次の場合は適切に換えても構いません。

逮捕された人物…「被疑者」（「容疑者」）
起訴された人物…「被告人」（「被告」）
肩書きをつける…「副社長」「課長」「内閣総理大臣」など

肩書きで名前との境がわかりにくくなる場合は、中点「・」で区切ってください。

ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが…。スー・チーさんは…
首都大学東京准教授・社会学者の佐藤花子（さとうはなこ）さんの…
東洋新聞社の鈴木松子（すずきまつこ）代表取締役社長に…
…に出席した日本の天皇は…
…事件で、警視庁刑事部捜査第一課の高橋竹子（たかはしたけこ）課長は…
東京都東区東洋在住・トラック運転手の伊藤梅子（いとううめこ）被疑者を業務上過失致死の容疑で…
東京地方検察庁の渡辺一郎（わたなべいちろう）検察官は…
伊藤梅子（いとううめこ）被告人を…
東洋マウンテンズの斉藤二郎選手が…
小説『坊ちゃん』の著者・夏目漱石（なつめそうせき）さんにあこがれ…
戦国時代の武将・織田信長（おだのぶなが）将軍と…
山田宏（やまだひろし）

引用などを除き、「彼ら」などの人称代名詞はなるべく使わないようにしましょう。

作品などの題名

出版物など作品の題名は二重かぎかっこ『』内に記してください。

18世紀の画家フィンセント・ファン・ゴッホ（Vincent Van Gogh）が描いた油絵『ひまわり』（原題＝Stilleben mit Sonnenblumen）の…

リンク

過剰なリンクは避けましょう。記事の中心的事項に関するものだけにリンクしてください。また、リンク先のURIは記事に書かずに適切な言葉（なるべく名詞）からリンクさせてください。

他プロジェクトへのリンクには、インターウィキリンクを使ってください。次の例ではウィキペディアのページ「ゾウ」にリンクさせています。

記述例（ソースコード）	表示例
[[w:ゾウ\|○○]]	○○

ウェブアドレスは記事内に書かないで、適切な言葉（なるべく名詞）からリンクさせてください。

記述例（ソースコード）	表示例
ウィキニュースのウェブサイトにある[http://ja.wikinews.org/□□ 応募フォーム]から…	ウィキニュースのウェブサイトにある応募フォームから…

地名のリンク

地域．国名は、ウィキニュースの地域・国の記事にリンクさせてください。他プロジェクトへのリンクが必要な場合は、ウィキペディアとウィキニュースの両方にリンクさせてください。

次の例では、初めにウィキニュースの記事「タイ」、次にウィキペディアのページ「タイの国王」にリンクさせています。

記述例（ソースコード）	表示例
[[タイ]]の[[w:タイの国王\|国王]]は、…	タイの国王は、…

質問

表記についてわからないことがあれば、赤提灯でご質問ください。

改訂

このページは、利用者の合意があればいつでも改訂されます。

目的