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ウィキニュース:スタイルマニュアル

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

この文書は草案です。内容は参考にすべきものですが拘束力はなく、今後改訂される可能性もあります。内容に関する議論はトークページで行っています。

この記事はen:Wikinews:Style guideからの翻訳を含みます - 英語に特有の部分は省略している一方、一部に日本語版独特の問題についての提案を含みます

このスタイルマニュアルには、読者にウィキニュースの内容をどのように見せるかという方法が書かれています。書く手順を知りたい場合には内容についての指針をお読みください。また、ウィキでの編集の仕方についてはウィキニュース:編集の仕方をお読みください。

このページの目的

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一般のニュースの書式は、合意したガイドラインの集約である「スタイルマニュアル」によって決められています。スタイルマニュアルは、書き方の標準を示すことによって、見出し、略語、数字、句読法、敬称、漢字の使い方や送り仮名など、多くの記者や編集者が係わることで困難になる全体における一貫性を確保することに役だちます。

ニュースの書式は、効率よく正確に出来事についての情報の伝達を重視することで発展していきます。そして、この文書に述べているニュースの書式についての提案は、あなたがニュースを書くことに慣れていないなら、効果的に書くことをうまく覚えていく助けとなってくれます。

ウィキニュースの書式のねらいは、一般の読者がウィキニュースの記事を素早く理解することを助けますが、この書式に従うことは義務ではありません。多少書式からずれていても、まず投稿してみてください。おそらく誰かほかの人が、あとで書式を整えてくれるでしょう。

地位

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このスタイルマニュアルは、現在運営されている報道機関のスタイルガイドと同様に、ニュース報道における語法が発展し、新しい問題が出てくれば変わるべきものです。

基本的なニュース書法

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上手に書くための6つのヒント

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イギリスの作家ジョージ・オーウェルが提案した、上手に書くためのヒントを紹介します。(情報源:Shooting an Elephant and Other Essays、1946年)

  1. 受動表現を避け、できるだけ能動表現で書く。
  2. 文と段落は短くする。余計な語は削除する。
  3. できるだけ短い語を使う。短い熟語があるのに長い熟語を使わない。
  4. 一般的でない語で読者を困らせない。外来語や専門用語を避け、できるだけ日常語で代用する。
  5. 印刷物でよく見る使い古された文句・隠喩・直喩・話し言葉を使わない。創造性を発揮せよ。
  6. 意見が合わなくても、礼儀正しくする。攻撃や侮辱をするくらいなら、上記のルールを破ったほうがまし。決して、個人攻撃をしたり、状況を大げさに書いたり、皮肉や誇張表現を使ったりしてはいけない。これを守らないと、読者からの信頼を失うおそれがある。

ヘッドライン

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記事に名前を付けるには、以下の点を心に留めてください。(もちろん、それらはまた、それはこのページの下の方で触れているように、記事本文にも同じように言えることです。)

  • 同一の物が他になく、明確であること - ウィキニュースを動かしているソフトウェアの都合で、すべてのヘッドラインは違っていなくてはなりません。個性的なニュースの出来事を明確な詳細を書き表す明確な描写を選んでください。
  • 短く - ヘッドラインはなるべく短く。
  • 動詞的表現 - ヘッドラインは、そのエッセンスであり、句点を使いません。動詞的な表現を含ませてください。
  • 中立的な観点で書く
  • 最も重要で特有なことを述べる - 記事のヘッドラインはその内容をよく説明し、古くならない表現で構成されているべきです。ひとつのトピックが展開している途中の段階で記事を書いたら、それぞれのヘッドラインは、その時点での記事について、もっとも重要で、特有なことを述べていなくてはなりません。
    たとえば、「ロサンゼルスの銀行に泥棒」では、ロサンゼルスの他の銀行がまた襲われるかも知れませんから、「ロサンゼルス史上最大の強盗」「3人の強盗がロサンゼルスの銀行を襲い、バイクで逃走」など、記事の独特な角度を見つけて書いてください。
  • 現在形を使う - 記事のタイトルであるヘッドラインは、現在時制で書いてください。
  • 能動態で書く - ニュースは出来事に関することであり、基本的にあなたは行為者の真ん中にいて、彼らが何をしたか、あなたの文の構成の中で書いてください。「店はリーダーに訪問された」ではなく、「リーダーが店に行く」のように。
  • 誰がしたかを書く - 「北バグダッドで米軍に銃弾」より、「北バグダッドで反乱兵が米軍に銃弾」
  • 専門用語や意味のわからないような略語を使わない - 一般的でない技術用語を避けましょう。国や組織を書くときには、NASA、CIAのような非常に一般的な物や、略語でないととてつもなく長くなってしまう場合を除き、略語を使わないようにしましょう。
  • 本文の記事同様、いわゆる全角アルファベットや全角数字を避けましょう。全角スペースも、避けてください。全角スペースは「、」や「・」か半角空白に置き換えます。

日付テンプレートか日付場所テンプレートを使う

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記事は少なくとも最初の行に日付を置かなくてはなりません。これは日付テンプレートを使うと簡単にできます。つまり、最初の行は次のようになります。

{{日付|2005年○月○日}}

このテンプレートはそれぞれの日付のカテゴリに記事を加えてくれ、最初の行に太字で日付を付け加えてくれます。それぞれの記事に与えられる日付は、その記事が公開された日付です。そのことが起こった日付ではありません。

報道の世界では、現地からの情報を報道する場合には、日付と共に場所を記載する場合があります。ウィキニュース日本語版では、独自の取材を行ったときにそれと同等の扱いをします。独自の取材を行った場合は日付テンプレートではなく、日付場所テンプレートを使ってください。

{{日付場所|2005年○月○日|場所}}

ウィキニュースの記事は、欧米の新聞に見られるような署名付き記事ではありません。記事は誰でも編集してよく、通常2人以上で協力して書かれます。ですから、署名行はふさわしくないのです。

最初の段落

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最初の段落は「リード」と呼ばれますが、記事全体を要約して、150字から250字、1つから3つの文でまとめてください。5W1H(誰が、何を、どこで、いつ、なぜ、どのように)に答えられるように、そのほとんどをリード部分に盛り込みましょう。5W1Hは、ニュース記事の書き方の基本でもあります。

  • この提案に息苦しさを感じることはありません。この6つの中のどれがもっとも記事(そしてもっと大切なことは読者)と関連が深いかは、報道を学ぶ中で経験します。
  • もし6つの中で1つか2つの答えがわからなかったら、とばしてください。 - しかし、なぜそれがわからないのかを、以下の記事の中で説明してください。
  • リードを事実のリストで埋め尽くしてうんざりさせないでください。 - ここは、読者が最初に目をとめ、興味を引くべき部分です。

リードで触れられたすべての事実や問題点は、以後の記事本文の中で説明されます。これはリードにおけるとても短い事実の言及に呼応するものです。 - あなたはリードですべてを説明する必要はありません。しかし、読者が記事全文を読み終わる前にすべてを説明するようにしてください。

ひとりで完全に記事全体を書き終えることを考えることはありません。しかし、誤解を与えたり迷わせたりしないようにしてください。私たちが理解できなければ、記事を書くのを手伝うことはできません。

論調と構造

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わかりやすく書くと、読みやすくなります。

リードが終わったら、次のヒントに従ってみてください。

  • 短い段落 - 100字から250字程度の文が喜ばれます。
    • どの段落も1つか2つの文で構成しましょう。もしとても短い文なら3つ。
    • それぞれの段落は1つだけの事項に絞りましょう。
  • ニュースの事実、またはすでに知られている、ないしは必然的な結果のみに専念する - 背景や全体像の詳細は、ほんの最小限にとどめましょう。
  • もっとも重大でニュースバリューのあるものを最初に書き、もっとも重大でなく直接的でないものを最後に - これは典型的な文章展開の書き方を逆にしたもので、「逆ピラミッド型」と呼ばれます。
  • 普通の日本語を使う
  • 臨場感を出すためには力強い生き生きした言葉を使う
  • 偏らない
  • 明白に、簡潔に、多義的でなく
  • 引用などを使って人の顔を見せる - より広範囲の人々の興味を引く記事になります。

もしあなたの記事が冗漫だと思ったら、語の順序をいじったり、不要な語を削除したりしてみてください。きっと多くが見つかって驚くと思います。そしてそれはよい勉強になります。でもそうでなくても心配はいりません。これはウィキですから、他の利用者が助けてくれます。

「逆ピラミッド型」の構造の理由は2つあります。ひとつは、忙しくニュースを読む読者を助けるためです。重要で新しい側面を最初に置くことによって、あとの2、3の段落をとばすことができます。

2つめの理由は、後であなたの記事を編集しようとする人を助けるためです。もし記事にさらに加えられたとしたら、それはひとつの記事には長くなりすぎます。ウィキでは起こりにくいことではありますが、私たちはとりとめないエッセイではなく、短く迫力のある記事をウィキニュースに求めているのです。

情報源

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ニュースが事実であるとする主張には、「記事本文内の情報源表示」が必要です。それによって、「周知の事実」であると考えることができるものは別として、読者はそれが何に由来しているのかを知ります。情報源が書かれている場所から、次の情報源が示されるまでの間は、すべての事実がその情報源によっているか、周知の事実であるのだろうと受け取られます。

ニュース本文には情報源が必要とされています(後述)。そして、情報源表示は文章の流れを損なわないように書かれなければなりません。

情報源はよく行の最後に来ます。たとえば“「その車は先頭だった」と○○氏は語った。「それは崖から落ちて燃え上がった」、と△△氏は述べた。○○氏は「車の中には5人が乗っていた。」と言った。”

動詞の時制

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記事本文は過去形で書き、見出しは現在形で書きます。タイムテーブルは現在形で書きます。

将来の出来事の報道

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未来を予想するのは私たち記者の仕事ではありませんし、超能力者でも(おそらく)ありませんから、過去の時制に忠実であることがベストです。 - とりわけ、未来の予定は変わりやすく、または取り消されたりします。未来や現在進行中の出来事について書くときには、時制を次のようにしましょう。

  • 「来週彼らは会う」→「彼らは来週会う予定になっている」または「彼らは来週会うと語った」
  • 「このイベントは8月の終わりまで続く」→「このイベントは8月の終わりまで続く予定になっている」または「このイベントは8月の終わりまで続くと思われる」
  • 「このショーは2012年の7月に始まる」→「このショーの開始は2012年の7月に予定されている」など
  • 「この2人は3周年を来月祝う」→「この2人は来月3周年を祝うことを計画している」

参照の明示

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記事は多くのリンクや引証を含むでしょう。それらは基本的に4つに分類できます:他のウィキニュースの記事、オンラインの情報への外部リンク、印刷物、背景や関連する情報のウェブサイト。それぞれの分類は独立した節に書かれるかもしれません。しかし、最低限、事実を裏付けるリンクと、背景に関するウェブサイトへのリンクは区別すべきです。普通は「情報源」「参考文献」「関連ニュース」「外部リンク」とします。

資料として使用される文献は、記事中で明示する必要があります。これは、情報を評価し、確認するための重要な方法として、また読者にとって基本的な利益になることとして一般に認められている記事内の情報として、資料の著者、日付、出版、タイトルを明示してください。

通信社の記事を参照する場合には、通信社が他の団体と提携していれば、その通信社をニュース媒体としてでなく、出版者として扱います。このように、AP通信で書かれた記事が○○新聞に載っていたら、出版者はAP通信です。このような通信社には、AP通信、ロイターAFPがあります。

もちろん、記事のどこでも好きなところにリンクを置いて構いません。もし2つ以上の選択肢があったなら、その記事をより長くオンラインに置いているだろうとあなたが思うサイトを選んでください。

「情報源」の節

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「情報源」節には、記事の執筆に用いた情報源を列挙します。ウィキニュース:独自の取材の場合には、記者の記録が含まれます。ウェブ上の情報源は変化し、移動し、削除される可能性がある点が「参考文献」とは異なるところです。

執筆に用いた情報源は、記事の末尾に、==情報源==とウィキ言語を使って書き、その下に列挙します。それぞれの情報源は行頭に*を付けてください。

また、「情報源」節には、記事の執筆に用いた情報源以外は掲載しないでください。


リンクする情報

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オンラインの情報源へのリンクを使い、その情報源についての関連する情報を含むこと。

情報源を示すときに重要な情報は、記事の著者(個人か組織)情報源のタイトル、誰が出版したか、いつ出版されたかを含みます。

情報を定型化するために、テンプレートが用意されていますから、次のように入力してください。{{情報源|URL|タイトル|著者|出版者|日付}}。単純にこれをあなたの記事の文の中にコピペして、「情報源」以外の文字の所を(縦線を消さないように)置き換えてください。もしわからない部分があったら、空欄にしておいてください。たとえば、

  • {{情報源・ウェブ|

url=http://www.naninanishinbun.co.jp |タイトル=今年も沖縄に流氷が |著者=嘘賀大鋤 |発行者=名似名似新聞 |日付=2006年5月32日}}

これは次のように表示されます

ニュースサイトの記事は初めのうちは通信社からのものが多く、それらは著者の名前を付けていたり付けていなかったりします。例えば、「アンヌ・ギャラン、AP通信」のようにします。

番号のリンク

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学術的なスタイルの番号のリンクは、容認されます。これはウィキで[URL]と書き、URLを[ ]の間にコピペします。主文の後に半角スペースを入れてから書き、最後に句点を置きます。たとえば、

この方針自体は、タイムリミットが全くなく、週ごとに議論されます [1]

ときおり、情報源と特定のリンクの両方が用いられます。

...このまやかしの統計会社はこの1年で生活費が3.75%上昇したと見積もった [2]

「参考文献」の節

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もしURLを示すことができないのであれば、情報源を十分に明示してください。

  • 書物は、著者、タイトル、出版者、著作権者ないし出版年、それにわかれば{{ISBN}}を用いてISBNを明示してください。
  • 定期刊行物の記事ならば、著者、記事のタイトル、刊行物の名前、発行年(月日)、巻号、ナンバー、記事のページを明示してください。

例えば、

  • トニー・スタブルバイン『正確な表現ポケットリファレンス』オライリー出版、© 2003 ISBN 0-596-00415-X
  • エリザベス・M.・セウィック「思いやりの看護理論:典型的な初歩看護実践」『全体看護ジャーナル』、2000年18巻2号、114-128ページ

もしあなたが見ている参考文献の節の例の中にオンラインのものがなかったら、ノート([[記事名/ノート]])のページの中に関連する参考文献の抜粋が書かれていて、そこへのリンクが参考文献の節に置いてあるのかもしれません。

「関連ニュース」の節

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出来事はウィキニュースの中で異なった角度で様々な記事が書かれ、異なった面から報道され、また現在の出来事は、過去の同様の話題の記事から直接影響を受けています。地域性が強かったり局部的に焦点の当てられた記事は、また、ウィキニュース内にある他の多くある記事と関連しています。ニュース読者の便利な道具はあなたの記事に関連のある出来事、地域、話題の抜粋がその記事に含まれていることです。

星印を付けたリストを逆時間順に並べ、最新のものがいちばん上に来るようにします。ウィキニュース・テンプレートを使うと

*{{ウィキニュース|世界自然遺産に7箇所を追加 知床半島も|2005年7月15日}}

これは次のように表示されます

「外部リンク」の節

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外部リンクに並んだサイトは、ウィキニュースが保証したものでなく、ウィキニュースは責任が持てません。ウィキニュースはそれらのリンクされたページに何が書かれているかをコントロールすることができず、常にふさわしくない、無意味な要素がリンクしたページに置かれる危険性があり、さらにはふさわしくなく無意味なページへリダイレクトしてしまうかもしれません。この理由によって、外部リンクは十分に吟味して置かなくてはなりません。

ひとつのウェブサイトに2つ以上のページへのリンクを貼らず、中心的で関連の深いページにリンクしてください。さまざまな視点を代表するような少数の外部リンクを貼ってください。包括的なリンクのリストを作らないでください。

書式の詳細

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略語

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略語と省略について、統一した見解はありません。ひとつの記事内で統一されるよう、先に書いた人の書き方に従ってください。

用字

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当面の間ウィキペディアのルールに従って書きましょう。

数字

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数を表すときには1、2、3などの半角のアラビア数字を用いますが、熟語では漢数字を使います。例:50歩で歩く⇔五十歩百歩

大きな数字

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4桁の数字は3桁の左に半角カンマ( , )を置きます(西暦年を除く、後述)。5桁以上の場合には、「万」「億」「兆」を適宜用います。例:5,000人、12万円、12兆3,456万7,890円 - ただし、表などでは別の方法で書いて構いません。

通貨

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120円、67.24ドル、37.24ユーロなどとし、「セント」などの語を使いません。米ドル以外のドルや、複数の国で同じ呼称が使われている場合には、必要に応じ、34香港ドル、78シンガポール・ドルなどとします。必要なら米ドルも64米ドルと書いて構いません。表などでは適宜通貨コードや通貨記号を使って構いません。

日付と時間

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記事では、記事の公開日に合わせて以下のように表記します。

記事の公開日と同じ年月の出来事は、日本の報道で使われる表記にならい、本文中に日付「dd日」を記して出来事の起こったタイミングを明らかにしておきましょう。ただし本文中に日付が多く記されており、混同のおそれがある場合には、さらに月日「mm月dd日」や年月日「yyyy年mm月dd日」も併せて表記を行い、読者が記事を読んだ時にそれぞれの出来事が起こったタイミングを間違えて捉えられることの無いよう、配慮した示し方をしておきましょう。

同様に、記事の公開日と月が異なる場合は月日「mm月dd日」と記して、月の違う出来事であることを読者へ示しておきましょう。記事の公開日と異なる年の出来事は年月日「yyyy年mm月dd日」と記して、違う年の出来事であることを読者へ示しておきましょう。

  • 年は、05年のような省略表記はなるべく避けます。必要に応じ、元号を添えるときは、1995年(平成7年)6月7日のようにします。
  • 月、日、時、分の十の位が0のとき、この0を書きません。悪い例:01月01日 良い例:1月1日
  • 現地時間で書きます。
  • 文中で初めて時間を書くときは、時間帯の名称を括弧書きで付記し、日本時間で何時かも併記し、標準時を参考にUTC(協定世界時)との時差も記入してください。例:(欧州中央時7日午後0時9分=UTC+1、日本時間7日午後8時9分)また、1度文中で使用した時間帯の名称は、2度目からは「現地時間」としたほうがすっきりします。
  • 現地時間がサマータイムの場合は、時間帯の名称に「夏時間」を含めてください。例:(欧州中央夏時間7日午後1時9分=UTC+2、日本時間7日午後8時9分)
  • 文中の時間がすべて日本時間の場合は、あえて「日本時間」と書かず、年日時だけを記入しても良いとします。例:2005年6月7日
  • 原則として12時間制を用います。しかし、日常的に24時間制を用いている地域の時刻を書く場合には、24時間制を用いても構いません。
    • 午前0時は、0時(24時間制の場合)と書いても構いません。ただし24時、午後12時とは書きません。
    • 午後0時は、正午、または12時(24時間制の場合)と書いても構いません。ただし、午前12時とは書きません。
      • 列車などの到着時刻に限り24時の表記を許容するかどうか、議論があります。意見はノートへ。
  • 最初の投稿の時の日付を入れてください。
  • 執筆中」に日付がかわったときには反映させてください。
  • 査読中」では原則として新しいニュースはいれず、日付も変えないでください。
  • 表などではこの規則にこだわらず、わかりやすく書いてください。ただし、略記する場合には、なるべく年・月、月・日の間は「/」で区切り、時・分、分・秒の間は「:」で区切ってください。例:2005/6/7 08:09

個人と組織の名前

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最初に個人を記事の中で扱うのに最初に考えることは、その人の所属組織、肩書き、フルネームを書くということです。ウィキペディアでその組織の名前を探してみてください。

東日本旅客鉄道の社長、□□△△氏に意見を尋ねると、「鉄道は環境に優しい」と答えた。

以後は、人の名前は姓だけにして、リンクもいりません。

□□氏はさらに、「鉄道は進化する」と付け加えた。

もしこの人が数行後にまた出てきたときには、簡単に肩書きを書いて読者に思い出させてください。

JR東日本の□□氏は....

敬称と肩書き

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基本的に、何らかの敬称を名前の後に付けてください。

  • 原則として、- 氏、- さん。皇族、王族の場合、- さまを使うことができます。
  • 教授、博士にあっては、- 教授、- 博士。
  • その記事における立場が職(有給、無給にかかわらず)である場合には、その職にふさわしい敬称でもよい。- 首相、- 大統領、- 国王(閣下や陛下を付けない、下記参照)、- 代議士、- 議員、- 医師、- 看護士、- 社長、- 副社長、- 主任、- 講師、- 理事、等
  • 皇族、王族は、身位・爵位(「天皇」「皇太子」「皇太子妃」を含む)を敬称にかわるものと見なすことができる。
  • その記事における立場が刑事被告人である場合は、- 被告。
  • 有罪判決が確定して刑期が終了していないものである場合には、付けない。ただし、政治犯の場合は、付けることを考慮することができる。
  • その記事における立場が運動選手の場合には、- 選手。職業選手の場合には付けなくてもよい。
  • 故人の場合には、必要に応じ、前に「故」を付ける。
  • 作者などの場合には、付けなくてもよい。
  • 歴史上の人物の場合には、付けない。

頭文字の使用

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前述のように、本文で最初に出てくるときには、頭文字その他での省略せず、ウィキペディアの記事名に用いられている正式名称を使ってください。2度目以降は(正式な)省略形を使って構いませんが、その場合には、最初に出てきたときに正式名称の後にカッコ書きで示しておいてください。

国際連合(国連)と欧州連合(EU)は、....

その後で、リンクなしに頭文字を使います。

国連加盟国とEU加盟国は....

出版物と記事のタイトル

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出版物や記事のタイトルはカギカッコでくくってください。ウェブアドレスを記事内に書かないでください。

記事の最初に出てくるときはフルネームで、後では省略した形で書いて構いません。組織名と違い、最初の時の省略形のカッコ書きはいりません。

記事内のウィキリンク

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過剰なウィキリンクを避けてください。背景の資料に特に関係のあるものだけにリンクしてください。例えばもしあなたの記事がカーチェイスや交通事故についてのものであれば、自動車の色はおそらくあまり関係なく、都市や地域が関係あるでしょう。

場所、地理

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地域や国については、ウィキペディアのページではなく、ウィキニュースの国、地域の記事にリンクしてください。ウィキニュースの読者は、主として別の関連する記事に興味があります。ですから、本当にニュース記事に関連が深い場合を除いては、ニュースでない技術情報よりも他のニュース記事にリンクすべきです。場合によっては、明確にするためにウィキペディアの情報が必要かもしれません。その場合には、ウィキペディアとウィキニュースの両方にリンクするようにしてください。

タイ国王は、……

日付

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ウィキペディアの日付ページにリンクしないでください。日付の記録ページと日付カテゴリのどちらかにリンクしてください。

  • 記録: [[ウィキニュース:2005年/7月/20日|]]→2005年/7月/20日
  • カテゴリ: [[:Category:2005年7月20日|]]→2005年7月20日
    最初のコロン( : )を忘れずに付けてください。これを付けないと、通常のウィキリンクでなく、カテゴリの指定になってしまいます。
  • 最上位カテゴリのリストは、Wikipedia:最上位カテゴリの一覧を見てください。

写真や絵を添える

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記事に写真や絵を加えたい場合には、ウィキペディアコモンズのガイドラインに従ってください。すなわち、他者に著作権のある画像や商標登録された画像は使ってはなりません。

ウィキニュース画像テンプレートを記事で使う

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ウィキニュースの記事の中でもっとも重要な理由は、より明確により完全なメッセージを読者に伝えることを助けることです。すべての画像は、それが貼られた記事に関連がなくてはなりません。もし、関連が不明瞭であったなら、画像のキャプションに説明してください。以下のコードはキャプション付きの画像(画像、キャプションの枠、枠の大きさ、キャプション)を入れるときの例です。これは記事の中にコピペして使うことができます。

[[画像:画像のファイル名.拡張子|thumb|250px|キャプション]]

次のコードを、マッシブ、天の川に星団を発見という記事に貼り付けます。そうすると、画像は右の方に表示されます。

注意:旗やロゴの写真や記号を使うときには、それが何であるか、なぜそこに使われているのかを説明し、関連性を明示することは非常に必要です。旗の画像が記事におかれているということや、その旗がどの国のものであるかと言うことを、読者が自動的にわかるなどと、決めてかからないでください。
また、あらかじめ保存されている画像を使うときには、その画像が出来事よりも古いものであることと、報道している現在の出来事の映像ではないと言うことを、明示することが重要です。このようにすべてを明確にすることがウィキニュースの文に含まれている画像によって読者が困らされることのないことを保証するのです。

画像のキャプション

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画像のキャプションは、文の形を取るようにしてください。可能ならば、キャプションの最後に、情報源を書いてください(例:情報源:NASA)。

情報源が雑誌、ブログなど著作物の場合には『』で囲みます。

ウィキニュースのカテゴリ

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記事の最後に、カテゴリタグを加えてください。詳しくはウィキニュース:主要カテゴリを読んでください。

ウィキニュースの「日付」テンプレートと「日付場所」テンプレートは、その日付けのカテゴリに自動的に加え、さらにその日における全記事のリストにリンクしてくれます。

スタイルに関するここに書かれていない事柄

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もし、報道のスタイルに、ここで答えていないような疑問を感じたら、次のガイドを読んでみてください。または、赤提灯で相談してください。

関連項目

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