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ウィキニュース:独自の取材

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
この文書はウィキニュース日本語版の公式な方針です。多くの利用者に支持されていて、すべての利用者が従うべきだと考えられています。必要に応じて編集することは可能ですが、その変更はコミュニティーの合意を反映している必要があります。大きな変更を加える場合は、トークページで提案してください。
独自の取材
独自の取材

もしあなたができると感じているならば、人や組織にコンタクトして直接インタビューすることが、現場のジャーナリズムを経験するのに役立つでしょう。あなたは出来事のニュースバリューのある目撃者の報告を投稿したいかもしれません。

注意事項

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独自の記事を書くに際し、取材に使われたすべての材料を提供することができなければなりません。したがって記録を十分にとること、記事のトークページに記録を置くことはきわめて重要です。記事には{{独自の取材}}テンプレートを貼ってください。取材に使った素材すべてをできる限りトークページに提出してください。たとえば、インタビューを文字におこしたものや取材対象と交換したメールです。コモンズに音声ファイルをアップロードすることもできます。

記録を取るとき、自分なりの速記法を使うかもしれません。記録のなかで、どれが逐語的な引用であるか、どれがあなたの作ったまとめであるかを明確にしてください。

他の人が記事の素材を確認することができるように、記事のトークページであなたの身元を明確に名乗ってください。ウィキニュースはおあそびの同人誌ではなく、まじめにとられたいのです。信憑性の確保はこのために必要です。取材元が明らかでない素材は、その取材が事実に基づいている証拠とはいえません。あなたの名前と、どこに住んでいるかを最低限書いてください。

あなたが提出した情報源の明らかでない材料が記事で使われないからといって、事実をねじまげたり、同じような情報源が明らかでない材料で記事を水増ししたりしないでください。

倫理

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ジャーナリストは倫理規定に従わねばなりません。倫理規定とは、第三者である情報源に接触する際の、あなたの行為に関係し、それを規定するであろう観点です。倫理規定で定められている以外の振る舞いも、インタビューに際しては当然のこととして期待されています。これは倫理規定には書くようなことではありませんが、どこか他の場所に書かれているようなことです。いくつかのことは以下に書かれていますが、どのようにインタビューを行うかについて詳細な情報を与えるには紙面が足りません。ここに書いてあるは最小限のことです。これだけ守れば大丈夫、とは考えないでください。

情報提供者と話す

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通常、複数の情報提供者と話すようにしてください。特に論議を呼んだ話題には、反対の側からの情報提供者を手に入れてください。

あなたは、あらかじめ正しくあなたの情報提供者に自分の身分を明かして、あなたが記録していることと、いつからいつまでインタビューをしているかを情報提供者に知らせるべきです。

ウィキニュースの内容は「クリエイティブ・コモンズ-表示-2.5」(だれでも複写することが許されている)なので、あなたが彼らの回答を公開したいと思っていること、をあなたはすべての相手に伝え、パブリックドメインまたはクリエイティブ・コモンズで公表することに合意してもらうべきです。あらかじめ尋ねてください。それが礼儀であり、彼らがうっかり秘密を漏らした後にだれかを説得するのは、簡単ではないからです。

もし彼らがそれに合意しかなったら、かれらの通信をことごとくサイトに公表しない、何が必要であろうと、単に関連する部分を引用するだけだということを明言してください。ウィキニュースサーバーの存在するアメリカ合衆国を含むほとんどの国では、ニュースを報道するために、フェアユースやフェアディーリングによってこれが保護されています。しかし報道に必要な物以外の物は保護されません。あなたはあなたの国の法律がどうなっているか、自分で調査してください。

あなたは、あらゆる情報提供者があなたに提供し、あなたがサイトで使いたいと思う、材料、画像、その他のメディアの著作権を確認しなくてはなりません。ほとんどの営利団体は、たぶん彼らの物をパブリックドメインまたはクリエイティブ・コモンズで提供することに同意しませんから、それを強要しないでください。この点に関しても、フェアユース・フェアディーリングによる保護を期待することになります。

ジャーナリストの視点はレコーダーを使用するにあたって様々です。多くの人はレコーダーを当てにしすぎるべきでないといいます。

インタビューの中では、それはしばしばあなたの情報提供者をリラックスさせるのに役立ちます。

なにか不確かなものがあるときには、それを明確なものにしてください。

名前は非常に重要で、間違いやすい物です。何人かのジャーナリストは、それが正しく書かれているのを確認するために情報提供者にそれを書いて見せます。

インタビューは、情報提供者に近いのがベストです。たとえば、電話よりも、彼らの職場がいいでしょう。ニュースリリースからの情報や、電話、メールでのインタビュー等々は、そのように記事の中に書かれるべきです。

あなたは通常、あらかじめ基礎的な情報を学んで、インタビューの準備をすべきです。たとえばもし市長のインタビュー前に市長のプロフィールについて調べていたならば、彼にいつ選挙で選ばれたかなどと聞く必要はないはずです。そういったことは事前にどこか別の場所で調査することができるでしょう。

彼らがインタビューの前または後に言ったことは、オフレコとすべきです。それは、あなたはそこから一言さえも引用すべきでないし、普通は、基本的な印象を構築するため以外には、その中から使うべきではありません。あなたは情報提供者に対し、オフレコの発言のいかなる細部についても、もしそれをあなたが使いたいのであれば、明確に許可を得るべきです。あたかもあなたが殺人を目撃とでもいうような最優先される公共の利益があるのでもない限り。

ウィキニュースは著者に正式の承認手続きというものがないので、あなたは自分自身をウィキニュースの代表者としてでなく、独立した著者・研究者として情報提供者にコンタクトしなくてはなりません。あなたはあなたがどこで公開しようとしているのかを知らせて構いません。しかし、この状況において、あなた自信の視点や活動がいかなる他のウィキニュース利用者を代表しているのでもないことを、そして、あなたの行為はウィキニュースの評判を上げたり下げたりするものではなく、あなた自身にのみはね返ってくるのだということを、彼らに確実に理解してもらってください。これは、せいぜい一時的に品質管理された開かれた公共のニュースフォーラムです。

礼儀正しく接し、偏向のない行動をしてください。

目撃者としての報告

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出来事の証言の報道をするときには、簡潔にトークページのサブページの独自の報道の記録の節(上述)に、普通の記事の要点に加えて、あなたが誰であるか、なぜあなたが居合わせていたのか、出来事との関係を説明してください。この状況に置いて、あなた自身が情報提供者であり、他の人が確認をしたり、インタビューしたり、その他の詳細のためにあなたに連絡したいと思うかもしれません。

関連項目

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