ウィキメディア財団、はじめての国際カンファレンス

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【2005年8月11日】

Wikimedia-logo.svg
この記事は、ウィキメディア財団もしくはそのプロジェクトについて扱っています。

ウィキニュースも財団のプロジェクトのひとつであることにご注意ください。

3satテレビジョン(ウィキマニアを取材した報道陣の1つ、ドイツのTV局)のステファニー・ケプラーのインタビューを受けるジミー・ウェールズ

8月4日木曜日、ウィキメディア財団はウィキマニア2005への扉を開けた。ウィキメディア財団が主催する、初の国際カンファレンスである。5日間に渡る催しがドイツのフランクフルト・アム・マインで行われた。

このイベントは、フランクフルト・アム・マインのハウス・デア・ユーゲントを会場として行われた。ネット上の百科事典として知られているウィキペディアプロジェクトを含む、すべてのウィキメディアプロジェクトについての発表や討論が行われ、プロジェクト間での情報交換が行われた。ウィキペディアプロジェクトは、200以上の言語で、推計200万の記事を持つオンラインの百科事典である。

主催者側によれば、カンファレンスの目的は、普段はネット上でのみやりとりしているウィキメディア・プロジェクトの参加者が互いに顔をあわせること、ワークショップと協議の場を提供しウィキメディア財団の運営するウェブサイトのすべての側面を扱うこと、ウィキメディア財団とそのプロジェクトをマスコミに紹介することにある。

ウィキマニアの運営は、8人の主要運営委員と23人のスタッフでなされている。8月6日土曜日、プログラムが実質的にはじまると、カンファレンス会場には100人以上の報道関係者、70人の発表者、少なくとも350人の参加者が52ヶ国から集まった。 発展途上国からの参加者のうち9人は、オープンソース・イニシアティブによる旅費の全額補助を受けた。

直接会場に参加できなかったプロジェクト利用者のために、Freematrix Radioのインターネットラジオの中継が用意された。ラジオの聴取者は瞬間で最大37人に上った。また、これらの遠隔地にいる利用者は、IRCを使ってカンファレンス用チャンネルに接続し、現地の参加者と交流を持つこともできた。

日曜日には、フリーソフトウェア運動の指導者であるリチャード・ストールマンが講演を行った。土曜日の午前中には、ウィキを発明したウォード・カニンガムがウィキの過去と未来についての基調講演を行った。金曜日の夜には、ウィキとその運営方針についての基調講演と、ウィキメディア財団理事会によるシンポジウムが行われた。

ウィキペディア創始者であるジミー・ウェールズも出席し、ゲスト投稿していたブログTen Things That Want To Be Free日本語訳)に基づく講演を行った。ロイター通信社が「ウィキペディアは編集できないようにする必要があるとウェールズは信じている」と示唆するような誤った引用をした後だったために、土曜日にはウェールズにマスコミの注目が集まった。誤解を取り除くため、ウェールズはロイターの記事の内容を否定するコメントを出した。

報道の多くは、カンファレンスの運営は行き届いており、ときにだらけるものの出席する価値のあるイベントだったと報じた。

出典[編集]

独自の取材
この記事はウィキニュース記者による独自の取材を含んでいます。詳細は、この記事のトークを参照してください。

独自の取材は、ウィキニュース独自取材記事翻訳ネットワーク(WORTNET)にて翻訳されます。