JR北海道 青函トンネル内で運転士が耳栓をつけて運転

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
ナビゲーションに移動 検索に移動

【2012年7月22日】

青函トンネル(CC-by-sa-3.0
2012年鉄道関連ニュース

JR北海道海峡線[注釈 1]青函トンネル内で、同社所属の運転士(51)が耳栓をつけて列車を運転したとして、国土交通省[注釈 2]北海道運輸局は7月20日(UTC+9)、同社に文書による警告を行い[1][2][3][4]、改善と報告を求めた[2][4]。同社では、「社内規定に抵触する行為であり、厳正な処分を行う」としている[3]

運輸局の調べによると、運転士は札幌上野行き寝台特急カシオペア』を運転して青函トンネルを通過中の7月16日午後10時7分頃[注釈 3]からおよそ10分間、両耳に耳栓をつけていたという[1][2][3][4]。耳栓はトンネルに入ってからつけたとされる[3]。『カシオペア』を牽引する電気機関車には運転士が一定時間操作を行わなかった場合に自動的に作動する非常ブレーキ装置があり、作動する前に警報が鳴る仕組みになっていたが、運転士が警報に気づかなかったためにトンネル内で機関車が緊急停止し[1][2]、これによって耳栓をつけていることが発覚した[2]。運転士は「トンネル内の騒音を減らすために耳栓をした」と述べているという[1][2]

JR北海道によると、この運転士は運転歴18年8ヶ月で、1ヶ月ほど前からトンネル内で耳栓をして運転していたという[4]。また、この運転士と同じ函館運輸所に所属する[注釈 4]別の運転士3人も耳栓をつけて列車を運転していたことが判明した[3][4]。同社では、「レール研磨を行って騒音を減らし、乗務員の指導を徹底して行いたい」としている[1]

注釈[編集]

  1. 共同通信・毎日新聞より
  2. 時事通信より
  3. 読売新聞・毎日新聞より
  4. 共同通信より

情報源[編集]

本ニュースは読売新聞時事通信共同通信および毎日新聞の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 YOMIURI ONLINE 『JR運転士、青函トンネルで耳栓…警告聞こえず』読売新聞、2012年7月20日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 時事ドットコム 『青函トンネルで耳栓=運転士「騒音減らすため」-JR北海道』時事通信社、2012年7月20日。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 47NEWS 『JR北海道、耳栓し寝台特急運転 他に3運転士も』共同通信社、2012年7月20日。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 毎日jp 『JR北海道:運転士が耳栓をして運転 青函トンネル内で』毎日新聞社、2012年7月21日。