麻生首相、所信表明演説 - 突然の交代と中山大臣問題を演説前に陳謝

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【2008年9月29日】 麻生太郎首相は29日午後(UTC+9)に衆・参両議院の本会議で所信表明演説を行った[1]。また、演説に先立ち、麻生首相は突然の内閣交代と中山国土交通大臣の不適切な発言に対して陳謝した[2] [3]官邸のウェブサイト[1]衆議院及び参議院の動画配信[2][3]で分かった。

官邸が掲載した演説内容によると、麻生首相は演説冒頭において、強く明るい日本を目指し、日本人の力を信じて悲観しないことを述べ、現在ある課題について、「日本経済の立て直し」、「暮らしの安心」、「政府の効率化」、「地域」、「環境問題」、「外交・国際貢献」の順で6項目として取り上げ、自らの主張を行うとともに民主党への問いかけや違いを盛り込んだ。民主党が前国会の参議院で「税制法案を店晒し」(本文まま)にしたと、国民の生活より政局を優先したとして同党を批判した上で、国会運営に「合意形成のルール」が必要として同党へ対応を求めており、演説の最後には、補正予算や地方道路財源の関連法案の成立が必要として、国会運営への協力を民主党など野党に呼びかけている。[1]

また、麻生首相は演説の中で、日本経済の立て直しに3段階で取り組む考えを示した。まず、1)景気対策として2008年度内に定額減税を実施、2)財政再建については2011年度までとした基礎的財政収支(国・地方)の黒字化目標への達成に努力、3)新産業や技術の創出により新たな需要と雇用を生み出す「新経済成長戦略」を推進、と3段階を掲げ、3年を目途とした。ただ、財政再建の黒字化目標に対しては、「経済成長なくして、財政再建はない」と、繁栄が目的であって財政再建は手段であると説明し、目標達成への具体的明言は行わなかった。[1]

中山成彬・元国土交通大臣は、共同通信及び朝日新聞によると、成田空港の拡張において「ごね得」があった、日本は単一民族である、大分県教育委員会の問題は日教組に原因がある、などの内容を発言していた[4][5]

関連ニュース[編集]

出典[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 『第170回国会における麻生内閣総理大臣 所信表明演説』総理大臣官邸、2008年9月29日(UTC+9)。
  2. 2.0 2.1 『衆議院TV ビデオライブラリ 平成20年9月29日 (月):本会議』衆議院、2008年9月29日(UTC+9)。
  3. 3.0 3.1 『参議院インターネット審議中継 -ビデオライブラリ 会議検索- 平成20年9月29日 (月):本会議』参議院、2008年9月29日(UTC+9)。
  4. 『中山国交相の発言要旨 就任以降の主な発言』共同通信社(47news)、2008年9月27日17時01分(UTC+9)。
  5. 『中山国交相の発言内容要旨』朝日新聞(asahi.com)、2008年9月27日17時01分(UTC+9)。