長野電鉄が初代成田エクスプレス「253系」を導入
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【2010年6月5日】
2010年鉄道関連ニュース
信濃毎日新聞によると、長野県の私鉄・長野電鉄は3日、初代成田エクスプレスの253系を3両編成2本、合計6両をJR東日本から譲受したことを発表した。これにより、製造から50年前後が経過した長野電鉄2000系2本は置き換えられ、廃車となる予定。
マイコミジャーナル及び読売新聞によると、同電鉄は「ゆけむり」として運行している元小田急ロマンスカーの1000系とともに運行してきた2000系の後継車を探していたが、JR東日本が昨年10月から成田エクスプレスに新型車両E259系を導入したことに伴い、廃車となる予定であった253系を買い取った。今後、寒冷地対応化やワンマン運転仕様への改造を行い、2011年春より長野~湯田中間の特急列車として運行する予定。同電鉄はこれまでに営団地下鉄日比谷線及び東急田園都市線の車両や、小田急ロマンスカー10000形など、首都圏で使用されていた車両を再利用しており注目を集めている。
情報源
[編集]- 『長野-湯田中間に「成田エクスプレス」車両 長電が購入』 — 信濃毎日新聞社, 2010年6月4日
- 『電撃移籍! 初代成田エクスプレス「253系」が長野電鉄へ - 2011年春から運行』 — マイコミジャーナル, 2010年6月4日
- 「N'EX 信濃路へ」。『読売新聞』、2010年6月5日 朝刊社会面。