運転士が停車位置を誤りトンネル内で後部車両の扉が開く - 東京メトロ副都心線池袋駅
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【2013年3月29日】
3月29日午前7時35分頃(UTC+9)、東京都豊島区西池袋[注釈 1]の東京メトロ副都心線池袋駅で、元町・中華街発清瀬行き急行列車が誤って本来の停止位置からおよそ39メートル[注釈 2]手前で停止し、後部の車両2両がホームに差し掛かる前のトンネル内でドアを開けるトラブルがあった[1][2]。同列車の乗車率は20%ほどで[1]、後部車両2両にはおよそ10人の乗客がいたが、けがはなかった[2]。
東京メトロによると、列車は10両編成でワンマン運転を行っており[2]、自動列車運転装置(ATO)により正規の停車位置に停車しようとしていたが[1]、運転士が列車を8両編成だと思い込み[1][2]、手動ブレーキをかけて8両編成の停車位置まで後退させ、後部2両がホームをはみ出したままドアを開けた[2]。総合指令所でもこのミスに気付いていなかったという[1]。
このトラブルの影響により、東京メトロ副都心線と有楽町線が13分間運休し、およそ2万2600人の乗客に影響が出た[2]。
注釈
[編集]情報源
[編集]本ニュースは「朝日新聞」および「日刊スポーツ」の以下の報道を情報源としている。