荒船山の男性遺体は「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井さんと判明

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【2009年9月20日】

時事通信によると、群馬長野両県境にある荒船山で9月19日(UTC+9 以下同)に発見された男性の遺体について、群馬県警下仁田警察署は9月20日、この遺体の身元を「クレヨンしんちゃん」などで知られた漫画家臼井儀人(うすい・よしと)さん(本名・義人=読み同じ 51歳)であることを確認した。臼井さんは全身強打による挫滅で9月11日午後死んだと見られているが、遺書などはなかった。

時事と朝日新聞によると、臼井さんの遺体は9月19日午前、荒船山の山頂近くにある艫岩(ともいわ)から100mほど下にある岩場にて発見されたが、崖が険しいところにあるため同日は遺体の収容ができず、改めて9月20日朝から遺体搬出の作業を行い、ヘリコプターで下仁田署に搬送された後、臼井さんの家族らが同日夜、臼井さんの身元を確認したという。臼井さんは9月11日、「荒船山に登山する。夕方帰宅する」と家族に連絡し登山したが、夕方になっても帰宅しなかったため、臼井さんの妻が9月12日に捜索願を出していた。

日刊スポーツによると、臼井さんは1958年静岡市生まれ。1977年高校卒業後、スーパーのアルバイトをしつつデザイン専門学校に通い、1987年「だらくやストアー物語」という作品で漫画家としてデビュー。「クレヨンしんちゃん」の連載は1990年に始め、現在まで連載が続いていた。臼井さんは漫画の劇中で登場したことはあるが、「漫画家は夢を売るのが仕事」として公の舞台にはこれまで登場しなかった。

「クレヨンしんちゃん」の連載・放送への影響[編集]

産経新聞によると、臼井さんの死亡を受けて、「クレヨンしんちゃん」の連載を続けてきた「まんがタウン」を発行する双葉社には9月20日朝から担当者十数人が休日返上で駆けつけ対応に追われていた。同誌担当者は「一縷(いちる)の望みをつないできましたが、最悪の結果でショックです」と話している。また同作品の原稿はすでに12月号(11月発売予定)の分まで入稿されているが、掲載については未定だという。

また、同作品のアニメーションを放送しているテレビ朝日も担当者が「これまでの臼井さんの原作者としての功績に感謝して心からお悔やみ申し上げる。今後の放送については関係者の方々と相談して決めたい」と話している。

情報源[編集]

関連ニュース[編集]

外部リンク[編集]

臼井儀人先生 死去にあたって - 双葉社公式ページ9月20日掲載