第87回夏の甲子園、直前の出場辞退に伴う余波

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【2005年8月6日】

甲子園球場(1992年夏の全国高校野球大会)

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第87回高等学校野球選手権大会が始まった。明徳義塾高校の出場辞退により、代わって急遽高知代表となった高知高校では、出場に向けた対応に追われた。

5日夕方に兵庫西宮市の宿舎に到着した高知高校ナインは、午前中に行われた甲子園球場での開会式リハーサルには間に合わず、6日行われた開会式ではリハーサルなしで入場行進をし、秋山大会会長から激励を受けた。

一度は「引退」したはずの3年生34人、実家に帰っていた生徒も急遽呼び出され、4日に再び寮に集合し、ユニホーム等の採寸も取り急ぎ行われた。軽く調整の上、甲子園に向かって出発した。甲子園への出場は、移動費などを含めた経費が1000万円近くにも達し、充分な寄付を募る時間も無かった高校側では「赤字覚悟」での出場。ボールや応援グッズ等の支援も受けた。

甲子園周辺で土産物として販売される「甲子園グッズ」にも影響が出た。産経新聞によると、通常は大会開会までにすべての出場校のグッズが揃うが、開会2日前の出場校変更で製作が追いつかず、全出場高校の名前としてすでに「明徳義塾」の名前をタオルに刷り込んで販売を待っていた神戸市のメーカーでは、高野連と相談の上、事情を断った上でそのまま販売する。一方明徳義塾向けに単独で製作されたグッズは、「お蔵入り」となっていると産経新聞では伝えている。

高知高は大会5日目に西東京代表の日大三高と対戦する予定。

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出典[編集]

  • 産経新聞(大阪版)社会面「甲子園グッズ余波~明徳義塾出場辞退」。『産經新聞』、2005年8月6日。