日本の高齢人口割合は世界最高、年少人口割合は世界最低に
ナビゲーションに移動
検索に移動
【2006年6月30日】
年少人口割合 | 高齢人口割合 | ||||
---|---|---|---|---|---|
0歳~14歳 | 65歳~ | ||||
順位 | 国名 | 割合(%) | 順位 | 国名 | 割合(%) |
1 | 日本 | 13.6 | 1 | 日本 | 21.0 |
2 | ブルガリア | 13.8 | 2 | イタリア | 20.0 |
3 | スロベニア | 13.9 | 3 | ドイツ | 18.8 |
4 | イタリア | 14.0 | 4 | ギリシャ | 18.2 |
5 | スペイン | 14.3 | 5 | ベルギー | 17.6 |
世界平均 | 28.2 | 世界平均 | 7.4 | ||
[1]および[2]による。 |
総務省が30日発表した日本の国勢調査速報で、65歳以上の高齢人口割合が世界最高の21.0%、15歳未満の年少人口割合が世界最低の13.6%となり、数値上では、日本は少子高齢化が世界で最も進んでいる国であることが分かった。
読売新聞によると、高齢人口割合は、2000年の国勢調査時には17.3%でイタリアとスウェーデンに次いで3位だったが、今回はイタリアやドイツを上回り1位となった。年少人口割合は、2000年には14.6%でイタリアとスペインに次いで3位だったが、今回はスペインに変わって2位となったブルガリアやスロベニアなどを下回り1位となった。
また、高齢人口自体は2000年に比べて481万人増加し、年少人口は107万人減少した。
朝日新聞によると、少子化に大きく関係があるとされる未婚率は、30歳~34歳の男女ともに2000年より5%前後上昇したという。
毎日新聞によると、今回の速報は全市町村の調査票の各1%を集計したもので、今年10月にすべての調査票の集計結果が発表されるという。
資料[編集]
3つの年齢段階別の割合の推移(単位:%) | ||||
---|---|---|---|---|
例 |
| |||
1920 |
| |||
1925 |
| |||
1930 |
| |||
1935 |
| |||
1940 |
| |||
1945 |
| |||
1950 |
| |||
1955 |
| |||
1960 |
| |||
1965 |
| |||
1970 |
| |||
1975 |
| |||
1980 |
| |||
1985 |
| |||
1990 |
| |||
1995 |
| |||
2000 |
| |||
2005 |
| |||
データは 総務省統計局平成17年国勢調査 抽出速報集計による。 |
関連項目[編集]
- 最近の人口統計関連記事
- 2006年6月2日2005年日本の出生率、過去最低の1.25に
- 2005年12月28日 2005年国勢調査の速報値発表、日本の総人口は前の年より約2万人減少
- 2005年12月22日 日本の人口、統計開始以来初の自然減―2005年人口動態統計
- 2005年7月28日 総理府、人口動態を発表 男性の減少は初
出典[編集]
- 『平成17年国勢調査抽出速報集計結果(平成18年6月30日)』。総務省、2006年6月30日。
- 『平成17年国勢調査 抽出速報集計 結果の概要I 進行する少子・高齢化』。総務省、2006年6月30日。
- "World Population Prospects The 2004 Revision Highlights"。United Nations、2005年。
- 『日本が高齢化、少子化ともに世界一に 国勢調査速報』。朝日新聞、2006年6月30日。
- 『高齢者:65歳以上は2682万人、21.0% 世界一に』。毎日新聞、2006年6月30日。
- 『老年人口21%で世界最高、年少は最低…日本』。読売新聞、2006年6月30日。