俳優・池田努さんらが線路に転落した男性を救助 - 東京メトロ表参道駅
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【2010年3月5日】
2010年鉄道関連ニュース
3月4日午後9時10分頃(UTC+9)、東京都港区の東京メトロ銀座線表参道駅のホームから男性(71)が線路に転落し、居合わせた俳優の池田努さん(31)と会社員の秋山佳範さん(23)が救助した[1][2]。
東京消防庁によると、転落した男性は後頭部を打ち病院に搬送されたが[1]、命に別状は無かったという[1][2]。
同庁や東京メトロなどによると[2]、男性の転落に気づいた乗客がホームにある非常停止ボタンを押し、池田さんと秋山さんが線路上に飛び降り、男性をホームに抱え上げたという[1][2]。ホームには医師も居合わせており、応急処置を行った[1]。男性は酒に酔っていたという[1][2]。
当時、渋谷駅行きの列車が約420mの距離に接近していたが、非常停止ボタンの信号を受け、約300m手前で[2]緊急停止した[1][2]。東京メトロによると、このことによる影響は数分の遅れ程度にとどまったという[1]。
東京消防庁は3月5日、秋山さんに感謝状を贈った。池田さんと救護に当たった医師にも贈る予定だという[2]。
池田さんは石原プロモーションに所属し、2004年の『西部警察スペシャル』などに出演している[1]。池田さんは事務所を通じて[2]「当然のことをしたと思います。大きなけががなく安心しました」とコメントを出した[1][2]。
情報源
[編集]本ニュースは「読売新聞」と「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。