中国の期限切れ肉事件 アメリカ親会社CEO謝罪
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【2014年7月24日】
中国の「上海福喜食品」が使用期限切れの食肉を取引先に流通・納入していた事件で、上海福喜食品の親会社で、アメリカの食品卸売り会社・「OSIグループ」のシェルドン・ラビンCEO(最高経営責任者)が現地7月23日に謝罪を行った。[1]
同CEOはプレスリリースで「この問題に対処するため、世界的な専門家からなるチームを派遣して、今回の"絶対許されない過(あやま)ち"を二度と起こさないようにする」と明言。また「私は言い訳をするつもりはない。深刻な過ちで、私が所有する会社でこのようなことが起きたことに愕然(がくぜん)としている」と述べているが、今回の問題の原因や責任が誰にあるかなどは明言していない。[1]
また今回の事件を受けて、ケンタッキーフライドチキンの運営会社であるアメリカの企業・ヤム・ブランズは、現地7月23日、OSIグループの中国工場から仕入れるのを取りやめたことを発表した。[2]ヤム・ブランズは中国政府による調査を行った後でOSIとの取引関係を打ち切ったとしている。[3]
その一方で、マクドナルドのアメリカ法人はOSIとの取引は維持する方針であると伝えている。マクドナルドは上海福喜食品の工場を中国当局が閉鎖したのち、別の加工工場から仕入れる方針を示し、「福喜は調査や安全管理手順の見直しで速やかに行動をしている。当社はOSIのグローバルリーダーと直接連絡を取っている。OSIは食品安全のトップレベルの専門家を中国に派遣している」と発表している。[3]
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 『中国期限切れ肉、米親会社CEOが謝罪』 — ウォール・ストリート・ジャーナル, 2014年7月24日
- ↑ 23日 ロイター 『期限切れ肉問題、ヤム・ブランズが中国工場から仕入れ停止』 — ロイター, 2014年7月24日
- ↑ 3.0 3.1 7月24日(ブルームバーグ) 『マクドナルドは食肉供給会社OSIと取引維持-ヤムは打ち切り』 — ブルームバーグ, 2014年7月24日
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[編集]- 日本マクドナルドが使用期限切れの疑いのある鶏肉を使ったチキンナゲットの販売停止(2014年7月22日)
- 中国・上海の期限切れ肉事件 関係者5人を拘束(2014年7月23日)