静岡沖地震で被災の東名高速道路、5日ぶりに全線復旧
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【2009年8月16日】 日経新聞によると、中日本高速道路会社は8月16日午前0時(UTC+9 以下同)をもって、8月11日の静岡沖地震により路面が崩落していた東名高速道路のうち、焼津インターチェンジ~袋井インターチェンジの上り区間の通行止めを解除した。これにより地震発生から5日ぶりに東名高速道路は全線復旧した。
毎日新聞によると、今回の地震で東名高速道路・牧之原サービスエリア付近で路肩が約40m、高さ約10mに渡って崩落。このため中日本高速道路会社が復旧作業を行って、8月13日に下り線だけが復旧していた。しかし日経新聞によると、地盤が想定していた以上に不安定だったことから上りについては工事が延長され、全面復旧は当初予定していた8月13日から大幅に遅れた。
毎日と日経によると、静岡県警は当面安全確保の観点から、焼津インターチェンジ~相良牧之原インターチェンジの区間では速度制限の規制を実施する。また毎日によると、中日本高速道路会社は地震災害対策委員会を設けて今回の崩落について分析した上で、今後本格的な補修作業を行うという。
情報源
[編集]- NIKKEI NET 『東名高速、5日ぶり全面開通』 — 日本経済新聞, 2009年8月15日
- 毎日jp(石原聖) 『東名高速:工事を完了、車両通行を開始 全面復旧』 — 毎日新聞, 2009年8月15日
関連ニュース
[編集]- "台風接近直前の東海地方で大地震 静岡県で震度6弱"。ウィキニュース、2009年8月11日
- "通行止めの東名高速、復旧は13日昼頃に"。ウィキニュース、2009年8月12日