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阪神タイガース・星野SD残留を表明

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2005年9月10日】 スポーツニッポン新聞社の9月10日の報道によると、阪神タイガースオーナー付きシニアディレクター(SD)・星野仙一氏が9月10日、大阪市内で会見し、「2006年度も阪神に残留する」意向を明らかにした。星野氏は巨人軍の次期監督候補に上がり、去就が注目されていた。

星野氏は会見で巨人軍からの監督就任要請を否定した上で、留任するのかについて問われると「そうなると思う」と説明。また2006年度シーズンのユニホームを着る可能性も「それはない」と否定した。

日刊スポーツなどによると、星野氏は、9月8日阪神電鉄本社(大阪市)で開かれた定例報告の席で、2005年12月で契約満了となる同職について、手塚昌利球団オーナーから来シーズン(2006年度)も残留するように要請された。それに対し星野氏は「ありがとうございます」と応えたが、球団では正式な態度表明と見なしていなかった。その後、球団の要請により、球団広報部は9日、「今回の一連の報道に際して説明責任が生じた」として10日に会見を開くことを発表した。

スポーツニッポン他が報じている記者会見の内容によると、残留を決断したことについて星野氏は「加熱した事態を沈静化するのが目的、ただ、ファンの「残ってくれ」という声が響いた」と話したと伝えている。共同通信社の取材に対し牧田球団社長は、残留の方向の再確認ができ、ほっとしていると語った。

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