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関空でエア・カナダ機が日航機着陸寸前の滑走路へ誤進入

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

訂正:この記事において、当初「日航機が管制塔から目視で確認」と報じた内容は「日航機が目視で確認」との誤りでした。お詫びして訂正いたします。2008年1月22日23時11分 (JST)


【2007年10月21日】

東京新聞によると20日、関西国際空港那覇発の日本航空2576便(ボーイング767-300型、乗客・乗員243人)が着陸直前の滑走路にバンクーバー行きエア・カナダ36便(ボーイング767-300型、乗客・乗員216人)が管制官の許可を得る前に誤進入し日航機が着陸をやり直していたと判明した。

日経新聞によると両便の乗客・乗員に怪我はなかったが、エア・カナダ機進入時に日本航空機は2.7キロ手前におりあと1分で着陸するところだったため、あと少しで一歩間違えれば衝突事故になりかねない状況であった。このため国土交通省航空・鉄道事故調査委員会はこのトラブルを重大インシデントと認定し、調査員3名を現場に派遣した。

朝日新聞や読売新聞が報道した国土交通省や日本航空の話に寄れば、管制官は午後6時9分にエア・カナダ機へ第一滑走路手前の誘導路で待機するよう英語で指示し、その後管制官は日航機に着陸を許可した。1分後、日航機は滑走路上に航空機のライトが点滅しているのを目視で確認、管制官に着陸の許可を再確認したが管制官はエア・カナダ機に気づかず着陸を許可したという。しかし直後に管制官がエア・カナダ機の誤進入に気づき、2.7キロ手前まで接近していた日航機に着陸を中止、エア・カナダ機に滑走路を離脱するよう指示したという。同機は時速200-250キロの速度で降下しており、約45秒ほどで着陸する距離であった。

読売新聞によれば管制官がその後エア・カナダ機に誤進入を指摘したところ、同機は「進入許可を得たと認識し、復唱もした」と釈明した。ただ、エア・カナダ機は誘導路での待機指示を受けたとき通常使われない表現で応答しており、国土交通省は「トラブルを防ぐために再度呼びかけて意図を確認すべきだった」としている。

東京新聞に寄れば今月5日にも大阪国際空港全日空機が指示された滑走路とは別の滑走路へ進入するトラブルを起こしており、航空安全体制の強化が求められそうだと報道している。

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