野球賭博関与の力士らに謹慎勧告を - 日本相撲協会の特別調査委員会見解

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日本相撲協会がある両国国技館(東京都墨田区) - 資料:CC-BY-SA 2.0
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大相撲名古屋場所が予定されている愛知県体育館 資料・GFDL

【2010年6月28日】

毎日新聞によると、一連の野球賭博関与問題を受けて、日本相撲協会は外部有識者による特別調査委員会の会合を6月27日(UTC+9 以下同)両国国技館で開催し、賭博に関与した大関琴光喜時津風(元前頭時津海)、大嶽(元関脇貴闘力)の両親方の懲戒処分、及び琴光喜を含む力士15人、床山1人、武蔵川親方(元横綱・三重ノ海)ら理事4人を含めた親方12人の謹慎といった処分を、6月28日に行う相撲協会の臨時理事会で勧告することを決めた。

朝日新聞によると、大嶽、時津風の両親方と琴光喜の3人は懲戒処分が相当としている。この3人は当初野球賭博とのかかわりを否定していた。特に大嶽親方は金額や常習性を踏まえ、処分の中で最も重い「除名」ないしは「解雇」が相当という意見をつけた。また琴光喜を含めた力士15人については謹慎を求め、名古屋場所は15戦全敗の扱いで事実上番付降格となる。また賭博で胴元との仲介をしていたとされる床山を含めた阿武松部屋の力士らは全員が謹慎処分となる。そのほか監督責任を問うため親方12人も名古屋入りを認めずに謹慎させることを勧告した。この謹慎対象の親方衆には武蔵川理事長を含む理事4人がいるため、理事長代行を選ぶことを求めると共に、理事長を外部の役員から担当させる場合もある。

毎日、朝日によると、相撲協会がこの調査委員会の処分を受け入れた場合、名古屋場所の開催(7月11日初日・愛知県体育館)を認めるとしている。

読売新聞によると、特別調査委員会の伊藤滋座長は大嶽親方を「突出して悪質」と名指し。理事会と評議員会で賛成4分の3以上があった場合、相撲協会史上初の「除名」となる可能性もある。大嶽親方は2008年にロシア人力士の大麻所持事件での監督責任で2階級降格の懲罰を受けたことがあったが、今回は自らの野球賭博関与で師匠失格のレッテルを貼られることになると伝えている。

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