米、ザルカウィ容疑者は東アフリカに移動と予測

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2005年8月31日】

東アフリカの地図、ジブチの位置

アルカイダに関係があると推測されるアブー・ムサブ・アル・ザルカウィ容疑者が、活動の拠点を東アフリカに移すと推測されている。中東・東アフリカを担当するアメリカ中央軍のダグラス・リュート将軍は、ザルカウィ容疑者が拠点をイラクから東アフリカに移すだろうとBBCに予測を語った。ドイツのテレビ局N24が26日伝えた。

東アフリカが拠点とされうる理由として、東アフリカ地域では法的制限が少ないことを、BBCに対して、リュート将軍は語った。リュート将軍によれば、ザルカウィ容疑者は、アフガニスタンとイラクでのテロ活動が難しくなったため、アフリカで活動する可能性が高い。現在、アメリカは東アフリカのジブチに900人の兵士を駐屯させている。米軍は、ジブチに駐留軍をおくことで、紅海沿岸と「アフリカの角」の間をテロリストが移動するのを防ごうとしている。またエリトリアエチオピアの兵士を、ジブチでアメリカ軍によって訓練している。

リュート将軍は、東アフリカについで、イエメンソマリアスーダン、エチオピアでのテロの危険性があると考えている。これらの国には反テロリスト法がなく、テロリストの逃亡先となっている。またアメリカの情報機関は、これらの国のほか、サハラ地域のモーリタニアマリ共和国ニジェールチャドに潜伏する可能性を指摘している。

ザルカウィ容疑者の組織「イラク聖戦アルカーイダ組織」は、8月19日(現地時間)ヨルダンのアカバで起こった砲撃事件などに犯行声明をだしている。また、ロイター通信によれば、同組織は、イラクの憲法起草に対しイスラム法に反するとして、8月11日、起草関係者殺害による妨害を予告していた。複数の報道機関が、8月30日、イラク西部にある同組織の潜伏先とみられるカイム周辺をアメリカが空襲したと伝えている。

ドイツ語版ウィキニュースの翻訳を含みます。

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