ヨルダンに入港中の米揚陸艦アシュランド、ロケット砲で攻撃される 近郊のイスラエル都市にも攻撃

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2005年8月21日】

米海軍のドック型揚陸艦アシュランド(資料)

ヨルダンアカバ港で、現地時間19日午前8時44分(UTC+3)、停泊中の米海軍のドック型揚陸艦アシュランド(LSD-48)の付近で、カチューシャロケット弾2発が爆発した。ヨルダン人兵士ひとりが死亡した。アシュランドは10日前からアカバ港に入港していた。またこの日、アカバに近いイスラエルエイラートでもロケット弾による爆発が起こった。

アシュランド付近に打ち込まれたロケット弾のうち、1つはアシュランドと米強襲揚陸艦キーアサージをわずかに外れて、近くにあった倉庫に着弾した。これにより、ヨルダン人兵士、アーマッド・アルナジダウィ二等兵が死亡した。またほかにひとりが負傷した。米艦二隻は10日前からアカバ港に停泊していた。もう1つのロケット弾は近接したヨルダンの病院の付近に着弾したが、負傷者はなかった。

米国第5艦隊のジェフ・ブレスラウ中佐は、「ロケット弾がアシュランドの艦首の上を飛び、倉庫の屋根に着弾したのを確認している。海軍にも海兵隊にも負傷者は出なかった。ロケット弾が艦船の一方または両方を狙ったと結論してよいと考える」と報道各社に語った。

一方、エイラートに撃ち込まれたロケット弾は、エイラート国際空港から15mのところで爆発した。付近にはいくつかのホテルがあった。イスラエルのタクシー運転手メイア・ファルハンさん(40歳)が軽症をおった。報道機関に対して、「音を聞いた。車が衝撃を受けた。2mほどさらに車で走行した。なにが起こっているのかわからなかった。車の外に出ると、地面のアスファルトに穴があるのがみえた」とファルハンさんは語った。

アルカイダに関連するエジプトのテロリスト組織、アブドゥッラー・アッザム旅団がこの攻撃について犯行声明を出した。この組織は、7月にエジプトのシナイ半島で起きた爆破事件でも犯行声明を出している。

ロケット弾による攻撃の直後に、攻撃された米艦二隻はアカバ港を離れた。エイラート空港では爆発のあった場所から残骸を除去するまで短時間、発着便に遅れが出た。

ヨルダンの治安当局は、ロケット弾は現場近くの屋根の上から撃ち込まれたと特定した。爆発に関連して、シリア国籍の人物2人とイラク国籍の人物1人が捜査の対象となっている。

イスラエル国防相は、イスラエルとヨルダンの治安当局が捜査協力を行っていると語った。

エイラートとアカバはともに紅海沿岸では国際的な観光地のひとつである。

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