エジプト爆破事件、死者88名超える
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【2005年7月24日】
22日にエジプトのシナイ半島で起こった一連の爆発事件の被害者は、少なくとも死者88名、負傷者200名を超えることが判明した。
地元の警察が確認した限りで88名が爆発により殺害された。また120名から200名が負傷した。
アブドゥッラー・アッザム旅団を名乗る団体からこの爆発について犯行声明が出された。ウェブサイト上でこの団体は「聖なる戦士たちはガザラ・ガーデンズ・ホテルとシャルム・エル=シェイクの旧市場を標的とした」と述べ、アルカイダとの関連を主張した。この犯行声明の信憑性は確認されていない。
エジプト・ムバラク大統領はテレビ演説でテロリストたちはエジプトに「テロを追跡し根絶する決心をより固めさせる」にすぎない、「我々は脅迫には屈せず、休戦をも求めない」と語った。エジプト・ハビブ・アル=アドリ内相は爆破事件を「醜いテロ行為」と呼んだ。
関連項目
出典
英語版en:Many dead in Egyptian resort blastsの抜粋です。
- BBC "Dozens killed in Egyptian blasts.". BBC, July 23, 2005
- AP "62 Killed by Multiple Bomb Blasts in Egypt". AP, July 22, 2005
- FOX News "Islamic Group Claims Egyptian Resort Attack". FOX News, July 23, 2005
- Aljazeera "Many killed in Egypt explosions". Aljazeera, July 23, 2005
- Reuters "Blasts kill 83 in Egyptian Red Sea resort". Reuters, July 23, 2005