短信:2016年/6月/17日

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（社会）少雨による利根川水系の渇水の影響で、同水系の8つのダムの貯水率が平年の半分以下となっていることから、関東地方整備局は6月16日午前10時から取水制限10%を開始した。首都圏の6都県に供給しているこれらのダムの貯水率は6月16日午前0時の時点で38%相当の1億7430万トンとなっている。この時期の平年貯水率は約80%のため、平年の半分以下となっている。今週に入ってから降雨により微増とはなっているが、この時期としては引き続き過去最低となっており、特に矢木沢ダム（群馬県）は貯水率が10%しかない。このため3年ぶりの取水制限となった。同整備局は、現状の取水制限があっても一般家庭への影響はないとしているが、今後も少雨が続くようであれば、取水制限強化を実施する可能性もあり、節水をするように呼びかけを行っている - NHK
（社会）大麻草とみられる植物約1000株が、大阪市浪速区の近接する2か所のマンションで違法栽培されているのが見つかり、大阪府警はこの部屋を家宅捜索するとともに、組織的なグループによる大麻の製造拠点となっている可能性があるとみて調べている。府警は6月16日マンションのうちの一部屋を大麻取締法違反の疑いで家宅捜索を行い、大麻草とみられる植物数百株と、栽培用の照明器具を押収した。去る同12日にも別のマンションで違法栽培の大麻草とみられる植物が約800株が見つかり、これら押収された違法植物は約1000株とされる。近年、危険ドラッグの乱用規制が強化されていることから、若者を中心として違法に乱用する薬物が大麻にシフトされている可能性がある。同府では2015年12月にも、富田林市の住宅でやはり大麻草約500株が違法栽培されていたのが見つかっていた - NHK
（社会）名古屋市は6月15日、中川区のうどん店「丸亀製麺・松葉公園店」で同14日夜に食事をとった客18人（8-84歳の男女）から、下痢やおう吐などの食中毒の症状を訴えたことを発表した。1人入院中だが、全員快方に向かっている。彼らは同日午後10時から症状を訴えており、期間限定メニューである「麦とろ牛ぶっかけうどん」という商品を食べていたといい、中川保健所はこれが原因の可能性があるとみており、食品衛生法に基づき、再発防止策が取られるまでの営業禁止を命じた - 神戸新聞・運営会社・トリドールのリリース
（政治）イギリスの下院議員、ジョー・コックスさん（41）が現地6月16日午後1時ごろ何者かに路上で銃撃を受け死んだ。現地の警察は52歳の男の身柄を確保したが、動機などは分かっておらず、単独犯の可能性があるとみている。男はコックスさんを大きめの刃物で脅した後、取り出した銃で複数回にわたり銃撃を行ったという。一部の報道機関によると、「男が国粋主義的な言葉を発している」とする情報もある。イギリスでは現地同23日に欧州連合への残留を巡る、国民投票が予定されており、コックスさんは残留支持派だった。この事件が起きた当時は、現場近くにある図書館で住民との定例面談が開催される予定となっていた。この事件を受け、残留・離脱両支持派の陣営は現地16日の選挙活動を自粛すると発表した - 朝日新聞
（政治）北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が爆弾テロ死したとするインターネットメディアの「イーストアジアトリビューン」の報道について、韓国軍の当局者は現地6月17日、「事実ではないと理解している。信憑性は高くないと情報当局は見ている」とする、報道の否定する見解を示した - 時事通信
（社会）鳥取県は6月17日、湯梨浜町の泊漁港海岸で、北朝鮮から漂着したとみられる不審物が同16日に見つかったと明らかにした。形状から見て北朝鮮のミサイルの断片とみられ、日本政府が詳しく調査している - 毎日新聞
（社会）TBSテレビの番組で、「街の声」として出演した20代女性が、被災地リポートしたピースボートのスタッフに酷似していたのではないかとする産経新聞の6月16日夕方掲載のニュースサイトの記事について、ピースボートが「記事内の女性は当団体（ピースボート）のスタッフではない」として、産経新聞に訂正を求める抗議を行っていたことが分かった。この記事は同17日午前に削除された - 楊井人文氏
（経済）Bluetooth（ブルー・トゥース） SIGは現地6月16日、短距離無線通信規格のBluetoothシリーズの最新版となる「Bluetooth5」の規格を正式発表し、2016年末か2017年初めにリリースさせる計画を明らかにした。現行バージョンと同じ消費電力で伝送速度は2倍、到達距離は4倍となり、住宅やビルなどの建物全体や屋外での利用も現実的なものとなるという - IT MEDIAニュース
（政治・経済）民進党の枝野幸男幹事長は6月17日に行った会見で、東京電力第3者検証委員会公表の報告書について「当時「官房長官だった枝野氏の当職の信用を毀損させかねない報告書を発表したことは著しく不適切」として厳重に抗議し、法的処置も含めた対応を検討する考えを示した - 時事通信
（社会）さる5月、福岡地裁・小倉支部であった裁判員裁判で、裁判員に「よろしく」と威迫したとして、福岡県警は6月17日までに行橋市に住む41歳の会社員の男と、40歳の無職の男を裁判員法の威迫・請託による違反容疑で逮捕した。裁判員裁判が2009年に法制化されてから、同法違反で逮捕・立件されたのは初とみられる。これは2015年1月に、北九州市内で知人男性を日本刀で刺して大けがを負わせたとして、工藤会系列の暴力団幹部（40）が殺人未遂に問われた裁判で、5月10日午後4時ごろ、初公判を終えて同支部から出てきた2人の裁判員に「あんたら、裁判員やろ。顔覚えとるけんね。よろしくね」と声をかけて裁判員を威迫したとされる。裁判員に対する威迫・請託をした場合、裁判員に対して2年以下の懲役、ないしは罰金20万円以下が科せられると定められている。この裁判はすでに5月12日に結審しており、5月16日に判決が言い渡されるとしていたが、小倉支部は判決期日を抹消・延期し、その後裁判員4人と補充裁判員1人から辞任申し立てを受けて2人の裁判員の解任を決め、6月9日にこの2人を県警に告発していたという - 朝日新聞

2016年6月17日の記事