産経新聞社・夕刊フジを2025年1月末で休刊発表
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【2024年10月2日】
産経新聞社は10月1日、同社発行の夕刊紙・夕刊フジを2025年1月31日発行の2月1日付をもって休刊すると、同日発行の10月2日付紙面で発表した[1]。
夕刊フジは、一般的な新聞の半分のサイズである「タブロイド判」の夕刊紙として1969年に創刊、主に関東・関西[2]の、駅・コンビニなどで即売され、サラリーマンを主対象に独自の切り口でニュースを紹介したほか、各界著名人のコラム記事も人気があった[3]。
産経新聞社は、デジタル端末の普及による購読機会の減少や、原材料費・輸送コストなどの増大などで、年々取り巻く環境が厳しさを増していることを踏まえ、休刊することを決断し、「経営合理化や経費の削減に取り組み、発行継続に向け努力を続けてまいりましたが、創刊55周年の節目に夕刊紙としての一定の役割を終えたという判断に至りました。長年にわたり『夕刊フジ』を支えてくださった皆様に心より御礼を申し上げます」とコメントを残している[3]。
紙面版のほか、電子版、並びにウェブサイト「Zakzak」についても2025年1月31日で更新を停止するとともに、同紙発行の健康情報紙「健活手帳」もそれに先駆けて2024年11月で発行を終了するとしている[2]。
情報源
[編集]- ↑ 産経ニュース 『夕刊フジの休刊を発表』 — 産業経済新聞社, 2024年10月1日
- ↑ 2.0 2.1 朝日新聞デジタル 『夕刊フジ、来年1月に休刊 デジタル普及やコスト増で「役割終えた」』 — 朝日新聞社, 2024年10月1日
- ↑ 3.0 3.1 NHK NEWS web 『「夕刊フジ」来年1月末で休刊 産経新聞社が発表』 — 日本放送協会, 2024年10月1日
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