日本大相撲・白鵬が30回目の優勝 歴代3位
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【2014年7月27日】
日本の大相撲・名古屋場所の千秋楽が7月27日、愛知県体育館で行われ、白鵬が大鵬、千代の富士に次ぐ通算30回目の優勝を達成した[1]。
名古屋場所は7月26日に行われた14日目までで、横綱・白鵬と大関・琴奨菊(ことしょうぎく)が2敗で並んでいた[2]。また3敗の関脇・豪栄道と高安(たかやす)にも優勝の可能性が残っていた[3]。
その千秋楽に琴奨菊が豪栄道に寄り切りで敗れ3敗目を喫し、結びの一番で日馬富士(はるまふじ)との横綱同士の対戦に臨んだ白鵬が、上手出し投げで13勝目を挙げ、2場所連続優勝を決め、いずれも元横綱の大鵬の32回、千代の富士の31回に続く史上3人目の30回目の優勝を達成した[2]。
白鵬は「これまで何度も優勝争い、優勝を経験してきたが、本当に苦労しました。心と体が一致しないところがあったが、なんとか自分を信じて相撲を取ることができました。経験がものを言ったというところです」と優勝後にコメントしている。また日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱・北の湖)は、「白鵬の30回(の優勝)は立派だ。次は大鵬さんの回数を目標にして、一つ一つやっていってほしい」と談話を述べている[4]。
また豪栄道は琴奨菊を下し12勝目としたことによって、今場所後の大関昇進を確実にした[4]。
情報源
[編集]- ↑ 『白鵬、30度目の優勝…豪栄道は大関昇進確実に』 — 読売新聞, 2014年7月27日
- ↑ 2.0 2.1 『横綱 白鵬が30回目の優勝 史上3人目』 — 日本放送協会, 2014年7月27日
- ↑ 『白鵬と琴奨菊が2敗で並ぶ 豪栄道、高安も可能性に』 — 産経新聞, 2014年7月26日
- ↑ 4.0 4.1 『白鵬、史上3人目の30度目V…豪栄道は大関昇進へ/名古屋場所』 — サンケイスポーツ, 2014年7月27日