太陽系の惑星が12個になる可能性―国際天文学連合の新定義案

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【2006年8月18日】

現在太陽系の惑星とされている9つの天体と、今回提案された3つの天体
2003 UB313(左)の想像図(PD NASA資料)
ファイル:Pluto artistimpression.gif
冥王星(奥)とカロン(手前)の想像図(PD NASA資料)
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したセレス(PD NASA資料)

16日にチェコで開かれた国際天文学連合(IAU)総会で、太陽系の「惑星」の新たな定義案が発表された。この案が採用されれば、太陽系の惑星の数は12個あるいはそれ以上の数になる可能性がある。案の可否は24日の会議で決定される。

IAUによると新定義案は、

(a) A planet is a celestial body that has sufficient mass for its self-gravity to overcome rigid body forces so that it assumes a hydrostatic equilibrium (nearly round) shape,(惑星とは、その硬性に打ち勝って静力学的平衡(ほぼ球形)を帯びるに必要な自身の重力を持つだけの質量がある天体で、)
(b) and is in orbit around a star, and is neither a star nor a satellite of a planet.(恒星の周りを公転していて、恒星でも惑星の衛星でもないもの。)

となっている。

また、新しい定義の惑星の内、これまでの9惑星から冥王星を除いたものを「古典的惑星」、海王星より遠い3惑星を「プルートン (plutons)」と呼ぶことも提唱された。

読売新聞によると、現在のところ「惑星」の定義は存在せず、海王星以遠天体2003 UB313の相次ぐ発見に伴って正確な定義の創設が求められるようになってきたという。

新定義案に適合する3天体
そのほか新定義案で惑星となる可能性がある12天体

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