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利用者:アルトクール/ライセンス

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

このページは利用者ページのサブページです。この文書はなんら効力を持たない私論です。

ここで述べるライセンスとは、主にウィキニュース日本語版に対する著作権等に関する権利について述べています。

ライセンス

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ここで述べるのはウィキニュース日本語版がどういったスタンスで権利を考えているか、ウィキニュース日本語版を利用するに当たってのライセンスについて述べます。

ウィキニュースは自由なニュース発信源を目的としています。これはウィキニュースへニュースを投稿するだけではなく、そのニュースを他の媒体でも使えるようにすることが必要と考えられています。

ウィキニュース自身のライセンスは'ウィキニュース由来のものであると表示することを求めています。また、ウィキニュースに寄稿する場合は、誰かが自分の文章を改変するということを認めた上で投稿してください。

クリエイティブ・コモンズとは

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クリエイティブ・コモンズはアメリカ合衆国に本部を持つ非営利団体の名称で、ウェブ上の著作物に対する統一したライセンスを提供しています。

ウィキニュースではCC-BY-2.5 or later(古いものに関してはCC-BY-2.1-ja)を、ウィキペディアなど他のプロジェクトではCC-BY-SA-3.0を採用しています。

クリエイティブ・コモンズの種類

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クリエイティブ・コモンズ(以下CC)は次の6個に大別される。

  • 表示 (BY)
  • 表示-継承 (BY-SA)
  • 表示-改変禁止 (BY-ND)
  • 表示-非営利 (BY-NC)
  • 表示-非営利-継承 (BY-NC-SA)
  • 表示-非営利-改変禁止 (BY-NC-ND)

これらは次のように解釈できる。

  • 表示
    原題と著作者を表示することを求める
  • 継承
    ライセンスを継承する必要がある
  • 改変禁止
    ファイルを改変してはならない
  • 非営利
    非営利目的のときだけ使用が可能

ライセンスのうち、表示-継承-改変禁止はありえない。これは、改変禁止そのものが継承を内包しえるからです。そのため、改変禁止が使われている場合は継承はライセンスとしてつけることは出来ません。

ウィキメディアプロジェクトのライセンス

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主なウィキメディアプロジェクト(日本語版)のライセンスは2009年10月1日 (木) 02:53 (UTC)現在、次の通り。

  • ウィキニュース CC-BY-2.5
    原題、著作者の表示を行うことで自由に使用できる
  • ウィキペディアなどの姉妹プロジェクト CC-BY-SA-3.0
    原題、著作者の表示を行い、ライセンスを継承した上で自由に使用できる

また、ウィキニュース以外はGFDLによるデュアルライセンスで提供されています。GFDLは履歴継承、著作者の表示などが必要です。ウィキペディアなどの著作物のうち、2008年7月13日 (UTC) までに投稿された文書ならびに画像等のメディアデータはGFDLの単独ライセンスで提供されている場合があります。

使用・移入・移出

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他言語版ウィキニュースを日本語に翻訳する

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日本語版にはないが英語版やロシア語版などにあるニュースを翻訳した上で日本語版に移入する場合は、CC-BY-2.5に従って移入が可能です。この場合、原題及び著作者表示が必要です。 既に公開されているニュースであるならば、翻訳後に査読者が確認するのは誤訳があるかどうかが重点に置かれるでしょう。 翻訳した記事に何かプラスの情報を記述した場合はノートにおいてその点を明確にしておき、その部分の査読が必要になります。査読者はこの点にも注意が必要です。

翻訳の前に一度、日本語による情報源がないか確認しましょう。日本語による複数の情報源があるなら、ぜひ日本語版の記事として投稿してください。他言語版ウィキニュースはウィキ間リンクや記事内に「他言語版報道の関連記事」として表示しましょう。

コモンズからファイルを呼び出す

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ウィキニュースは独自のファイル集積を行わず、コモンズよりファイルを呼び出しています。多くの場合、画像を使用する場合はCC-BY-SA-3.0に従ってライセンスの表示を行うことで使用が可能です。ウィキニュースでは{{CC-by-sa-3.0}}というテンプレートを用意しています。

画像によってはパブリックドメイン({{PD}})、GFDL({{GFDL}})などで提供されています。使用する際には適切なライセンス表示を行ってください。

姉妹プロジェクトに移出する

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ウィキニュースの素材を外部のサイトに持ち出す場合は別のライセンスで提供されている部分を除いて、CC-BY-2.5のライセンス下で使用することが可能と考えられます。別のライセンスで提供される部分とは、コモンズなどから呼び出す画像ファイルなどが相当します。画像にはそれぞれライセンスが表示されているので、そのライセンスに従えば画像を含めたすべての利用が可能と考えられます。画像がCC-BY-SA-3.0で提供されている場合、移出先も同じライセンスを採用しているならすべてが利用可能でしょう。これはパブリックドメインの場合は、画像が自由利用できる常態ですのですべての利用が可能でしょう。

例えばウィキニュースからウィキペディアへの移出を行う場合、CC-BY-SA-3.0への移出になるため、(ライセンスの継承は不要なので)原題や著作者を明記することで使用可能です。

姉妹プロジェクトから移入する

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ウィキニュースはCC-BY-2.5で提供するため、ライセンスの継承は不要です。そのため、原著作物となるものがSA(継承)を求めるなら、ライセンス継承が必要なため、ウィキニュースではこれらの素材を受け入れることが出来ないと考えられます。

例えばウィキペディアからウィキニュースへは移入することができません。なぜならウィキペディアのコンテンツはCC-BY-SAのため、CC-BYの求める「ライセンスの継承は不要」という用件を満たさなくなるためです。

姉妹プロジェクト以外

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ウィキニュースと姉妹プロジェクト以外とのライセンスのやり取りは十分注意してください。例として外部サイトからの移入と外部サイトへの移出を取り上げます。

移入

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外部サイトから移入する場合、それは引用の要件を満たす必要があります。例えばAP通信の英文ニュースを全文機械翻訳してそのまま掲載することはウィキニュース的にはNGです。

外部のサイトがCC-BYで提供されるか、PD(パブリックドメイン)であれば移入することは可能です。ですが、ほとんどの場合、報道各社は無断転載(全てのコピー)を認めていません。

ウィキニュースはニュースの根拠を必要としますが、ある報道が伝えたニュースをそのまま伝えることはしません。ニュース記事の記述方法はウィキニュース:内容についての指針を参照してください。

移出

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外部サイトへウィキニュースを移出したり、ソースとして使用する場合はCC-BY-2.5ライセンスを満たす必要があります。つまり、原題と著作者の明記が必要ということになります。(この場合、原題とはニュース記事の見出しであり、著作者とは執筆者に該当します。外部サイトへ移出するなら、著作者は発行者であるウィキニュース日本語版と読み替えてもよいかもしれません)

ですので、ウィキニュースで公開された文章は「情報源:ウィキニュース CC-BY-2.5」と表記することで、自由に他のサイトに全文をコピーすることが出来ます。それは記事本文だけでなく、参照した情報源(出典)まで含めなければなりません。

参照

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