バイデン米大統領の就任式が開催される
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【2021年1月21日】
20日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.において、大統領就任式が行われた。大統領にはジョー・バイデン氏が、副大統領にはカマラ・ハリス氏が就任した[1]。前大統領のドナルド・トランプ氏は就任式に参加しない旨を8日に発表しており[2]、実際に参加しなかった[1]。
バイデン大統領は、就任演説で「民主主義が勝利を収めた」と述べ[3]、新型コロナウイルス感染症・経済・気候変動・人権問題に直面しているとして、17本の大統領令を発行することを公表した[1]。
就任式には、アメリカに所在する台湾の台北経済文化代表処代表である蕭美琴氏が、1979年以降初めて正式に招待され参加した[4]。就任式では、レディー・ガガ氏がアメリカ合衆国の国歌「星条旗」を歌唱した[5][6]。
新型コロナウイルス感染症対策のため、議会議事堂からホワイトハウスへのパレードは行われず、インターネット上で「バーチャル・パレード」が行われた。このバーチャル・パレードではアメリカ各地で撮影された動画が放映された他、新型コロナウイルス感染症に対処する医師などを称賛する動画も流された。また、ネイティブ・アメリカンや中国系アメリカ人がそれぞれに伝来する楽器を用いて、新政権の発足を祝った[3]。
情報源
- ↑ 1.0 1.1 1.2 横堀裕也 『バイデン氏、第46代米大統領就任…大観衆なき就任式で「団結した米国」へ決意』 — 読売新聞, 2021年1月21日
- ↑ 高本耕太 『トランプ氏、大統領就任式を欠席へ バイデン氏「国家の恥だ」』 — 毎日新聞, 2021年1月9日
- ↑ 3.0 3.1 『米 バイデン氏が新大統領に就任「国民の結束に全霊を」』 — 日本放送協会, 2021年1月21日
- ↑ 中村裕 『台湾の駐米代表、米大統領就任式に出席 79年断交後初』 — 日本経済新聞, 2021年1月21日
- ↑ 『バイデン大統領就任式、レディー・ガガやG・ブルックスが熱唱』 — ロイター, 2021年1月21日
- ↑ 『ガガさんが国歌独唱 バイデン氏就任式、J・ローさんも歌唱』 — AFP通信, 2021年1月21日
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