ノーベル平和賞は国際原子力機関とエルバラダイ事務局長

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【2005年10月8日】

国際原子力機関の旗
ノーベル賞のメダル
特集:2005年のノーベル賞
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背景解説

7日、オスロに本部を置くノルウェー・ノーベル賞委員会は、2005年のノーベル平和賞受賞者を発表し、国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)とムハンマド・エルバラダイ事務局長(エジプト)を受賞予定者として公表した。原子力の軍事目的での使用を防止し、可能な限りもっとも安全な仕方で平和利用を確保するための努力が評価された。

IAEAは原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関である。1957年に創設された。現在の加盟国は137ヶ国。エルバラダイ事務局長はエジプト出身で、1942年生まれ。1997年以来、IAEA事務局長を務めている。また2003年のイラク戦争に先立っては、大量破壊兵器の国際査察団をハンス・ブリックス前事務局長とともに率い、開戦直前まで査察の継続に尽力した。

受賞予定者の発表のなかで、ノルウェー・ノーベル賞委員会は、「核武装の脅威が再び増しているこのときにあたり、この脅威が可能な限り広範な国際協力によって下火になることを願う。この原則は、今日、国際原子力機関とその事務局長の活動においてそのもっとも明白な実現を見ている」と述べた。「核武装の脅威」が具体的にどの国を指すかは明示しなかった。

中日新聞によれば、エルバラダイ事務局長はウィーンのIAEA本部で記者会見を行い、「多国間協調による核不拡散の努力が認められた」と述べた。

賞金1千万クローナは、IAEAとエルバラダイ事務局長が折半する。


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