ドイツ東部で列車が正面衝突 10人死亡
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2011年鉄道関連ニュース
【2011年1月31日】
ドイツ東部のザクセン=アンハルト州オッシャースレーベン近郊で1月29日深夜(UTC+1)、旅客列車と貨物列車が正面衝突する事故が発生し[1][2]、乗客ら少なくとも10人が死亡、23人[注釈 1]が重軽傷を負った。ベルリンの[注釈 2]在ドイツ日本大使館の話によると、死傷者の中に日本人は含まれていないという[1][2]。
地元警察の調べによると、地元私鉄の旅客列車と、石灰を運搬中の貨物列車が単線区間で正面衝突し[2]、火災が発生。旅客列車は横転し、大破した車両もあるという。旅客列車にはおよそ50人が乗車していた[1]。
事故当時、現場周辺は濃霧であり、列車の走行速度は旅客列車が時速約100km、貨物列車が時速約80kmであった[1]。警察は「原因はまだ不明」と話し[1]、原因調査を始めているが、信号を見落としたのではないかとする指摘がなされている[2]。
注釈
[編集]情報源
[編集]本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。