デング熱の影響で閉鎖されていた代々木公園が閉鎖解除

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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デング熱による症状の解説図 PD
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【2014年11月8日】

東京都は、デング熱の感染拡大の影響で閉鎖していた、都立代々木公園を10月31日午前9時から開放した[1]。東京都によれば、気温の低下とともに蚊の生息数が減り、それと共に、蚊のウイルス保有調査でも陰性が続いているためという[2]。10月31日9時に、東京都公園協会の職員が、公園入り口の「原宿門」を封鎖していたフェンスを撤去した[1]

東京都では、9月4日、代々木公園で捕獲した複数の蚊からウイルスが検出されたため、多くのゲートを閉じ、バリケードを設置した上で、閉鎖していた[2]。それ以降、週1回にわたって、蚊のウイルス保有状況を調べていたが、10月18日を最後に検出されなくなっていた[3]。10月29日の調査でも、園内20カ所にわなを仕掛けたが、ヒトスジシマカは採取されなかった[2]

さらに、ヒトスジシマカの寿命は30日から40日とされ、生息数も減っている為、東京都では「一定の安全性が確保された」と判断し、57日ぶりに閉鎖を解除することを決定した[2]。東京都の担当者は「ウイルスを保有している蚊が公園にいることは極めて考えにくい」と説明している[4]

今後は、2015年の夏に備えて、ボウフラが成長しないように、水場に殺虫剤をまくの対策を定期的に行う[2]。また、注意を促す看板について当面の間は残し、水たまりを中心にこまめに清掃を続ける[5]

厚生労働省のまとめによれば、10月30日現在で判明した感染者は全国で159人となる[3]。厚生労働省の見解では、そのうち少なくとも127人が代々木公園で感染したと見ている[3]。東京都建設局の城田峰生公園課長は「10月中旬ごろから『早く代々木公園を使いたい』という声が寄せられていた。これでようやく使ってもらえるので、ほっとしている」と述べた上で、「しばらくの間は蚊の検査を続けていく」と説明して、伝染の再発防止に取り組む意向を見せた[1]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 『【デング熱】代々木公園の閉鎖解除 「心待ちにしていた」ジョギング、散歩…利用者次々』産経新聞(産経ニュース)、2014年10月31日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 『【デング熱】代々木公園31日に閉鎖解除 「蚊の活動弱まる」と都判断』産経新聞(産経ニュース)、2014年10月30日。
  3. 3.0 3.1 3.2 『代々木公園、31日再開=デング熱で9月から閉鎖-東京都』時事通信(時事ドットコム)、2014年10月30日。
  4. 『東京の代々木公園、閉鎖解除へ 蚊の生息数減少で都』共同通信(47NEWS)、2014年10月30日。
  5. 『デング熱で閉鎖の代々木公園、31日から開放』朝日新聞(朝日新聞デジタル)、2014年10月30日。