ジャワ中部地震の犠牲者が6,000人を超える
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【2006年6月3日】
ジャワ島中部地震の死者は6,234人となったことが、インドネシア政府の災害対策本部から31日夜 (UTC+9) 発表された。[1] また、壊れた家屋は13万9,618棟と伝えられる。
救援のため、アメリカ合衆国の海兵隊員が130人が到着した。[2] また、日本の自衛隊も19人の先遣隊が31日、現地に到着した。[3] 額賀福志郎防衛庁長官は医療活動のため、インドネシア国際緊急医療援助隊などを派遣することを31日 (UTC+9) に命令した。[4] この援助隊は1日朝、名古屋空港から出発した。[5] 大韓民国からも緊急医療支援団が31日午後、出発した。[6]
一方、救援物資が被災者の手元に届いておらず、横流しなども伝えられる。[7]
防災科学技術研究所は31日、震央が、ジョクジャカルタ市南南東約10キロメートルだったと発表した。この地点はこれまで考えられていたよりジョクジャカルタ市に大幅に近い。[8] アメリカ地質調査所 (USGS) も、当初の南緯8.007度東経110.286度から南緯7.955度東経110.430度へと、17kmほど東北東に修正している。[9]
出典
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- ↑ 太田誠 『ジャワ島中部地震、死者は6234人に…捜索続く』 — 読売新聞, 2006年6月1日
- ↑ 『ジャワ地震、死者は6234人 大統領も被災地で指揮』 — 朝日新聞, 2006年6月日
- ↑ 『自衛隊先遣隊が被災地入り ジャワ島地震』 — 朝日新聞, 2006年5月31日
- ↑ 『インドネシア共和国への国際緊急援助隊の派遣命令の発出について』 — 防衛庁, 2006年5月31日
- ↑ 『医療援助隊が出発 ジャワ島中部地震で陸自』 — 中日新聞, 2006年6月1日
- ↑ 『韓国の医療支援団、ジャワ島地震被災地へ出発』 — 朝鮮日報, 2006年6月1日
- ↑ 共同通信 『物資横流し、治安に懸念 ジャワ島中部地震1週間』 — 東京新聞, 2006年6月2日
- ↑ 『ジャワ地震の震源、ジョクジャカルタから10キロと判明』 — 日本経済新聞, 2006年6月1日
- ↑ 『Magnitude 6.3 - JAVA, INDONESIA 2006 May 26 22:53:58 UTC』 — USGS, 2006年6月1日