イスラエル、ガザからの撤退を完了

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
1967年以来イスラエルが占領していたガザ地区

【2005年9月12日】

NHKによると、イスラエルは、日本時間12日午後1時(現地時間、UTC+3、午前7時)、ガザ地区からの撤退を完了した。NHKやCNNは、イスラエル軍の撤退後ただちにパレスチナ自治政府治安部隊兵士や住民が入っていると伝えている。

撤退完了に先立ち、イスラエル軍は11日現地時間夜、CNNによればガザ地区ネツァリム入植地、朝日新聞によればネベデカリム(ネヴェ・デカリム)で式典を行った。パレスチナ自治政府側は、出席しなかった。報道によると当初、イスラエルはエレズ検問所で自治権移譲の儀式を企画したが、パレスチナ側が出席を拒否したため、儀式が行われず、場所が変更された。CNNによると、パレスチナ自治政府の法律顧問は、撤退がイスラエルの一方的な決定であり、自治政府と関係ないことを理由としてあげた。朝日新聞は、パレスチナ自治政府筋の発言として、撤退後もイスラエルが経済的・軍事的影響力を保持することへの抗議のための欠席であると伝えた。イスラエルはガザ地区境界部を海陸ともに監視する計画を以前から公表している。

焦点となっていた撤去時のシナゴーグ(ユダヤ教教会)の扱いは、報道によれば、イスラエル政府によって撤去されず、パレスチナ自治政府に任された。英語版ウィキニュースによればイスラエル軍内からシナゴーグを爆破によって撤去することへの抵抗がでてきており、9日の段階でもまだイスラエル軍が撤去するかどうか、決定が行われていなかった。CNNなどによると、イスラエル政府はパレスチナ自治政府にシナゴーグの警備を希望したが、パレスチナ自治政府は問題を押し付けたと反発している。パレスチナ自治政府のエレカット交渉相は、CNNに大して、一部のシナゴーグは公共施設として再利用するが、ユダヤ教色の強いデザインのものは解体する意向を示した。

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