クライスラー社、ダイムラー社の株式を売却
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【2007年5月15日】
日本経済新聞によると、ドイツの自動車メーカー・ダイムラークライスラーは5月14日、北米地域のクライスラーの事業をアメリカの投資ファンド・サーベラス社に55億ユーロで売却すると発表した。これで9年間に渡ったダイムラーとクライスラーの合弁が消滅することとなる。なお、西日本新聞によると、合弁解消後もダイムラー社はクライスラー社の株式19.9%を保有することにしている。
日経によると、クライスラー社は新たに持ち株会社「クライスラーホールディング」を設立し、サーベラス社が子会社を通して株式の80.1%を取得するとしている。この持ち株会社はクライスラー、ジープ、ダッジの各ブランドごとに設ける自動車事業会社に全額出資し、クライスラーの金融サービス会社もその傘下におさめるとしている。
出典
[編集]- NIKKEI NET 『ダイムラー、クライスラーを米サーベラスに売却』 — 日本経済新聞, 2007年5月14日
- 『クライスラー売却を発表 9000億円で投資ファンドに』 — 西日本新聞, 2007年5月14日