Xbox360に年齢制限機能を搭載 ゲーム機では初
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【2005年7月21日】
マイクロソフトは今年の発売を予定しているゲーム機Xbox 360に、各国のレーティング基準に応じた年齢制限機能を搭載することを発表した。
これはゲームソフトに記録されたレーティングと本体に設定されたユーザーの年齢データを照合し、ユーザーの年齢より上の年齢を対象としたソフトは起動できなくなるというもの。販売する地域によって基準となるレーティングのデータは異なり、日本ではコンピュータエンターテインメントレーティング機構のレーティング基準により制御される。例えばユーザーの年齢が12~14歳に設定された場合、CEROレーティングで全年齢対象もしくは12歳以上対象とされたソフトだけがプレイできることになる。
マイクロソフトはこの他に、DVDビデオの再生における視聴制限設定や、Xbox Liveの利用に関しても年齢データを元に機能を制限することができると発表している。
ゲーム機においてこのような年齢制限機能が実装されるのは、このXbox 360が初めてのこと。その背景には、日本では神奈川県がGrand Theft Auto IIIを有害図書に指定したこと、欧米各国でも同様に暴力表現が含まれるゲームソフトに対する規制を強化しようとする動きがあることが挙げられる。
出典[編集]
- 『Xbox 360、「保護者による設定」機能を導入』。マイクロソフト、2005年7月21日。
- 河村成浩 『<Xbox360>年齢制限機能搭載へ 親が残虐ゲーム排除』。毎日新聞、2005年7月21日。