Winny開発者の金子勇氏が新技術で特許取得
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【2010年2月23日】
P2P技術によるコンテンツ配信を行っているドリームボート(京都府)は2月22日(UTC+9 以下同)、同社技術顧問の金子勇氏がデジタルコンテンツ配信プラットホーム『SkeedCast』用のソフトウェア『情報提供管理システム』について、2009年11月に特許を取得していたことを発表した。このシステムはすでに実装済みで、取得した特許番号は第4403124号[1][2][3] 。
『SkeedCast』は配信ネットワークをコンテンツの提供者、配信ネットワーク、視聴者に分けて管理するP2P技術による配信システム。『情報提供管理システム』はデジタル署名と鍵認証システムを応用したもの。『情報提供管理システム』を実装したことで、正規の配信サーバーから提供されているコンテンツであることをユーザー側のシステムが簡単に見分けることができ、ウイルス侵入やデータ改ざんを遮断するなど高度なセキュリティを実現。また、認証経路を最適化し、高速なコンテンツのダウンロードを可能とした[1][2][3] 。
『情報提供管理システム』を開発した金子勇氏は、P2P技術を使用したファイル共有ソフト『Winny』の開発者[1][2][3] 。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 『ウィニー開発者金子氏、不正コンテンツ流通防止技術で特許取得』 — 知的財産局, 2010年2月23日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 冨岡晶(RBB TODAY) 『Winny開発者・金子勇氏の新技術が特許取得 ~ ドリームボート社が製品化』 — IRIコマース&テクノロジー, 2010年2月22日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 『Winny 開発者金子勇氏の新技術、特許を取得』 — インターネットコム, 2010年2月22日
外部リンク
[編集]- Winny開発者、金子勇の新技術が特許取得 ~ドリームボート社が製品化、不正なコンテンツ流通を防ぐ~ - ドリームボート プレスリリース 2010年2月22日
- ドリームボート、デジタルコンテンツ配信プラットフォーム次世代版「SkeedCast 2」を発表 ソフトウェアライセンスによる提供を開始 - ドリームボート プレスリリース 2009年12月8日