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K-1、秋山選手に無期限出場停止を課す

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)

【2007年1月19日】 サンケイスポーツによると、昨年12月31日に京セラドーム大阪で行われたK-1の大会「ダイナマイト」に出場し、失格処分を受けた秋山成勲選手(31歳)について、K-1の谷川貞治プロデューサーは1月17日、「今後無期限でK-1大会への出場を停止する」追加処分を明らかにした。

問題の試合は桜庭和志選手(37歳)との対戦。試合では秋山選手がTKOによる圧勝をしていたが、桜庭選手側から「秋山選手の体が滑った」と抗議。1月9日に調査した結果、秋山選手が使っていた肌の乾燥防止剤を試合前にも塗布していた。これを受けてK-1は1月11日、この試合を無効とした上で、秋山選手に対して失格処分とファイトマネー(出場給)を全額没収する処分を発表した。

K-1の試合では塗布物を身体に塗ることは一切禁じられているが、秋山選手は故意で塗ったものではなかったものの「クリームの使用はOKと思った」と認識不足を認めた。谷川氏は「故意ならば(秋山選手が保持している)HERO's(ヒーローズ)のライトヘビー級タイトルの剥奪や永久追放処分もありえた」と語っていた。

谷川氏は1月17日の会見で、桜庭選手やファンの感情・意見を考慮に入れて、秋山選手に対して無期限出場停止の厳しい処分を発表した。これにより秋山選手は当面の間K-1が主催する各大会の出場が一切できなくなるが、「どんな処分でも受けます」と語っている。なお、秋山選手から没収されたファイトマネーは一部桜庭選手からの提案によりチャリティーに回される。

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