JR青梅線で電車が車掌をホームに残したまま発車 車掌は道路を走って追いかける

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2009年8月3日】

47NEWS(共同通信)・朝日新聞読売新聞毎日新聞によると、8月2日午前8時20分頃(UTC+9、以下同様)、東京都昭島市のJR青梅線東中神駅で、電車(青梅東京行き上り快速電車、10両編成)が駅ホームに降りていた車掌を置いたまま発車するトラブルがあった[1][2][3][4]。車掌は隣の西立川駅まで線路脇の道路を約800メートル走り、西立川駅で停車していた電車に乗り込んだ[2][3]

JR東日本八王子支社によると、同日午前8時17分頃、電車が中神駅 - 東中神駅間を走行中、車掌が酔って座席に横たわっていた乗客を起こしに行ったところ、車掌室の鍵が自然にロックされ、車掌室に戻れなくなった[1][4]。電車のドアの開閉操作は車掌室からしか行えないため、車掌は電車が到着した東中神駅のホームから車掌室へ入るためにドア1枚を非常コックで開けてホームに降り、ドアを閉めた[2]。このドアを閉める動作が、運転席のランプ表示においては通常の乗降時のドア開閉と区別ができなかったため、運転士は乗客の乗降が済んだものと誤解し、電車を発進させた。これによって車掌がホームに置き去りにされたほか、東中神駅で乗車・降車予定であった40-50人ほどの乗客が乗降できなかった[2][3]

次の西立川駅に到着した際にドアが開かないことで、運転士は車掌が乗っていないことに気づき、ドアを開けて車掌の到着まで停車していた[4]。東中神駅で下車予定だった乗客は西立川駅で下車し、乗車予定であった乗客30-40人は後続の上り電車を利用した[1][4]

このトラブルにより、当該電車が約9分、後続の電車1本が約6分遅延し、約2200人に影響が出た[1][3][4]

八王子支社は、「車掌室を離れる際に運転士に連絡しておけば置き去りにはされなかった。再発防止に努めたい」とコメントしている[1]

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 47NEWS 『車掌置き去り、次駅まで走る JR青梅線、2千人に影響』共同通信、2009年8月2日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 asahi.com 『車掌残して発車、ダッシュで追いかける JR青梅線』朝日新聞社、2009年8月2日。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 YOMIURI ONLINE 『JR車掌、道路走って電車追いかけた』読売新聞、2009年8月2日。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 毎日jp 『鉄道トラブル:置き去り車掌、次の駅まで疾走 運転士が勘違い発車--JR青梅線』毎日新聞社、2009年8月3日。