JR山陽新幹線で走行中の列車のドアが全開に けが人なし
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【2009年8月11日】
時事通信・産経新聞・読売新聞によると、8月10日午前8時45分頃(UTC+9)、福岡県宮若市のJR西日本山陽新幹線・博多 - 小倉間を走行中の博多発新大阪行き「ひかり548号」(8両編成)の運転台で、列車のドアが閉まっていることを示す表示灯が消えたため、運転士が非常ブレーキをかけ緊急停車した[1][2][3]。
車掌が確認したところ、先頭車両である8号車の後部右側のドアが全開の状態になっていた[1][2]。列車には約200人の乗客が乗っていたが、けが人はなく、安全を確認したうえで運転を再開した[1]。このトラブルの影響で、上下3本の列車に最大で約30分の遅れが生じ、約500人に影響が出た[2][3]。
JR西日本の発表によると、8号車右側ドアの非常用ドアコック(非常時に手動でドアを開閉できるようにする装置)が「開」の状態になっていたという[1][2]。同社では悪質ないたずらの可能性があるとみて、原因を調査している[1][2][3]。