CESA、家庭用ゲームソフトの販売自主規制を発表
表示
【2005年7月20日】
社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA) は19日、東京都で記者会見を行い、コンピュータエンターテインメントレーティング機構 (CERO) のレーティングに基づいて「18歳以上対象」に指定された家庭用ゲームソフトを18歳未満の客に対して販売しない、とする自主規制を発表した。
自主規制の具体的な内容は、以下の通り。
- CEROのレーティングに基づいて「18歳以上対象」に指定された家庭用ゲームソフトを18歳未満の客が購入しようとした場合、そのゲームが18歳以上対象の商品であることを説明の上、販売しない。(但し、保護者同伴の場合は販売してもよい。また、客の年齢が不明確な場合は年齢確認を行う。)
- CEROのレーティングによる対象年齢を意識した商品陳列を奨励する。
- 店頭においてCEROレーティングに関する啓発を要請する。
これらの自主規制は、今後各ゲーム販売店舗において順次行われる予定である。しかし、あくまで自主規制であり、規制の開始時期や具体的な行動内容については、各店舗に一任されることになる。
出典
- 「プレスリリース・家庭用ゲームソフトの「年齢別レーティング制度」を活用した販売自主規制について」(PDF文書)。社団法人コンピューターエンターテイメント協会、2005年7月19日。
- 佐伯憲司 『CESA、「年齢別レーティング制度」を活用した販売自主規制を開始』 — impress Watch, 2005年7月19日
- 今藤弘一 『CESA、CEROレーティングによる18歳未満への販売自主規制を発表』 — ITmedia Games, 2005年7月19日