7月の集中豪雨「中国・九州北部豪雨」と命名 - 気象庁

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【2009年7月28日】

読売新聞によると、去る7月19日から26日(UTC+9 以下同)にかけて九州北部中国地方に甚大な被害をもたらした集中豪雨について、日本気象庁は7月27日「平成21年7月 中国・九州北部豪雨」と命名したと発表した。この豪雨は活発な梅雨前線が西日本に停滞したことによるもので、山口県防府市では19日の降り始めから3日間で332㍉の激しい降水を観測。また24日から26日にかけても北部九州地方の福岡県などで600㍉前後の大雨が降り、この3日間で平年の7月1か月分の降水値を上回っている。

毎日新聞によると、今回の豪雨では各地で土砂災害が起こったり、死亡者・行方不明者も多いこと、家屋の浸水被害が被害名の命名基準の目安である1万棟に近づいていることを考慮して、今回の被害名命名を決定した。洪水被害の命名は2008年8月の「平成20年8月末豪雨」以来のことである。なお気象庁は7月29-30日にかけても更に低気圧が近づく影響で雨が降る恐れがあるため、土砂崩れなどに警戒を続けるよう呼びかけている。

農業協同組合新聞によるとこの豪雨によって、山口県、島根県岡山県広島県鳥取県愛媛県、福岡県、佐賀県熊本県長崎県大分県など11県への農地冠水、農地損壊の被害が広がっている。水稲、大豆、野菜など農作物への冠水、流出や土砂流入などの被害があり、農地損壊741か所、農業用施設の損壊861か所と報じられている。

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