2014年度の「ばんえい競馬」が開幕

出典:『ウィキニュース』(ベータ版)
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【2014年4月13日】

ばんえい競馬の2014年度開催が、4月13日から始まった[1]帯広市の単独開催へ移行してから8年目の開催となる[2]。駆けつけたファンをばんえい競馬所属の騎手たちが正門付近で出迎え、馬の形に仕上げた「ばん馬パン」をファンへ振る舞った[1]。2014年度は、来年3月までに153日間開催する予定である[1][3]

昨年2013年度の馬券売上は116億6264万円(昨年度比+11.1%)を売上げ2年連続の上昇を果たしており、「ばんえい競馬」は好調の兆しを見せている[4]。しかし、消費税のアップで2014年度は馬券販売に逆風が吹くと予想される[1]。また競走馬の生産数減少や馬肉相場の上昇により競走馬確保に関して厳しさを増しており、レースの質を保てるかどうかといった点に懸念を抱える[5]

色々な不安要素があるなかで、売上の向上に関して主催者の帯広市は「払戻率の変更」を行い、収益の更なる改善を図るという[2]。具体的には馬券の種類に応じて払戻率を変えるもので、従来は一律75%であったものを、単勝と複勝が80%、馬単と馬複が75%、3連単と3連複が72.5%、5重勝と7重勝が70%と、馬券の種類によって払い戻し率を変更した[2]。狙いとしては、高配当寄りの馬券については払戻率を抑え、単勝などの当たりやすい馬券については払戻率を上げて初心者や観光客のファンへ還元する戦略という[2]

さらに今年度は、ナイター開催を110日間(4月13日~12月22日)設ける[3]。これは前年より15日多い期間となる[3]。他にも、人気漫画である「銀の匙 Silver Spoon」グッズを扱う事によりファンの関心を集める[3]。これらの打ち手により売上を維持・向上させてゆく作戦だ。

「ばんえい競馬」の開幕前には、競馬が行われる本走路の砂を、幕別産の「ビリ砂利」を10トンダンプで運搬し新たに敷き替えた[6]。様々を準備を整え、今年も「ばんえい競馬」は幕を開けた。

情報源[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 『帯広 ばんえい競馬 今季のレース始まる』日本放送協会、2014年4月13日。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 島田賢一郎 『北海道)ばんえい競馬、13日開幕 払戻率を4段階に』朝日新聞、2014年4月13日。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 『ばんえい十勝 4月13日開幕 白熱レース153日間』十勝毎日新聞、2014年4月12日。
  4. 『ばんえい競馬の販売額11%増 2013年度、映画ロケ効果も』北海道新聞、2014年3月25日。
  5. 『デビュー目指し懸命の走り ばんえい能力検査』十勝毎日新聞、2014年4月6日。
  6. 『ばんえい十勝の砂入れ替え』十勝毎日新聞、2014年4月2日。